20日(日本時間21日)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場のサウジダービー(ダート1600メートル、1着賞金90万ドル=約9500万円)に戸崎圭太騎手とのコンビで出走したピンクカメハメハ(栗東・森秀行厩舎、牡3歳)が、3番手から抜け出して優勝。昨年のフルフラットに続き2年連続で、森厩舎が送り込んだ日本馬が勝利を果たした。
ピンクカメハメハは父リオンディーズ、母タバサトウショウ、母の父ダンシングブレーヴという血統。北海道新ひだか町・畠山牧場の生産で、馬主は木村久子氏。昨年7月の函館開催で新馬勝ちを収めた後は勝利に手が届いていなかったが、初海外遠征で殊勲のVとなった。通算7戦2勝(うち海外1戦1勝)。