中央競馬:ニュース中央競馬

2021.1.25 11:01

【根岸S】充実ルゼル勝って冬の砂王決定戦へ

レッドルゼル=栗東トレセン

レッドルゼル=栗東トレセン【拡大】

 21年の東京競馬が開幕する。今週のメインは優勝馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられる「第35回根岸S」。強烈な末脚が武器のレッドルゼルに重賞初制覇のチャンスが巡ってきた。タイトルをゲットし、GIへ駒を進めたい。

 勝負の一年が始まる。充実一途をたどっているレッドルゼルはOPに昇級後、LコーラルSとOP特別の室町Sを快勝。重賞2度目の挑戦となった前走のカペラSでは先行有利の中山ダート6Fで直線一気の末脚を繰り出し、短距離ダートの実力馬ジャスティンをクビ差2着まで追い詰めた。

 「地力の高さを見せることはできたが、あそこまでいったら勝ちたかったね」と安田隆調教師は悔しそうに振り返る。自らが手がけた名短距離馬ロードカナロアの産駒で思い入れは強く、期待も大きい。

 中間の調整は順調そのもの。坂路の1週前追いでは僚馬を突き放し、4F51秒7、ラスト1F12秒3の好時計をマークした。「前走後も変わらずきているね」とトレーナーは目を細める。東京を走るのは19年11月の3勝クラス・銀嶺S2着以来1年2カ月ぶり。2勝クラスの三峰山特別では勝利を収めており、「久しぶりになるが、好走しているので問題ないし、ジョッキーも『7Fのほうがレースはしやすい』と言っている。メンバーは強くなるが、決め手勝負なら」と広く直線の長いコースで瞬発力を発揮する構え。鞍上の川田騎手が24日の東海Sをオーヴェルニュで勝って勢いに乗っているのもいい。

 「結果次第でフェブラリーSへ行きたいので、しっかり結果を出して次へつなげたい」と指揮官は力を込める。本番ではマイルへ延びるが、折り合いのつくレースぶりから対応はできそう。その前にスカッと初重賞制覇を決め、冬のダート王決定戦へ名乗りをあげたい。(夕刊フジ)

★根岸Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載