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2021.1.13 05:00

【京成杯】底知れない可能性を感じるタイソウに期待

モーリス産駒のタイソウはポテンシャルが高く馬体も雄大。初戦の勝ちっぷりも良く陣営の期待は大きい

モーリス産駒のタイソウはポテンシャルが高く馬体も雄大。初戦の勝ちっぷりも良く陣営の期待は大きい【拡大】

 日曜の中山メインは、京成杯が行われる。2000メートルの新馬戦を大物感あふれるパフォーマンスで楽勝したタイソウが、無傷の連勝で重賞初制覇に挑む。陣営が大きな期待を寄せるモーリス産駒。皐月賞と同じ舞台でクラシックへの道を切り開く。

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 底知れない可能性が満ちあふれる。圧巻の走りでデビュー勝ちを飾ったタイソウが、重賞制覇に挑む。重賞レース登録馬のみ馬場入りが許された全休日の12日朝、雪が舞う栗東トレセンで元気に登坂(4ハロン66秒4)。見届けた西園調教師が、力強く口を開いた。

 「先週の追い切り(6日CW6ハロン80秒6-12秒2)も圧巻だった。自分からグイグイ行く感じで、1回使って気合乗りがガラッと変わったね。レースが本当に楽しみ」

 12月20日の阪神新馬戦(芝2000メートル)が、将来性を感じさせる勝利。スローペースを2番手で難なく折り合い、直線は肩ムチ程度でメンバー最速となる上がり3ハロン34秒8の末脚で3馬身突き抜けた。その2着馬マイプレシャスが、2走目で快勝しているように、レースレベルも評価できる。

 父は国内外でGIを6勝したモーリスで、現3歳世代が初年度産駒。先週のシンザン記念では、1着ピクシーナイト、2着ルークズネストが入り、同産駒がJRA重賞初V&ワンツーを飾った。父同様に500キロを誇る馬体は迫力満点で、スケールの大きさを受け継いでいる。「モーリス産駒は大きな馬の方が走っているし、この馬も大物感がある」と素質にほれ込む。

 さらに、西園調教師が姿をだぶらせるのが、2011年の皐月賞2着馬で、12年のマイルCS(GI)を含む重賞5勝を挙げた厩舎の功労馬サダムパテックだ。

 「脚が長い体形や走っている姿も似ている。完歩が大きくて見た目以上に時計が出るし、操縦性が高くて乗りやすいのが武器。こんなにゾクゾクする馬はパテック以来」

 ここで結果を残せば、同じ舞台の皐月賞が見えてくる。その名の通り“たいそう”な能力を秘めるタイソウ。重賞制覇で一気にスターダムにのし上がる。(斉藤弘樹)

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