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2021.1.12 17:30

【愛知杯】レース展望

安定したレースぶりが光るセンテリュオ

安定したレースぶりが光るセンテリュオ【拡大】

 中京では土曜メインに牝馬限定のGIII愛知杯(16日、芝2000メートル)が組まれている。昨年は小倉で行われたが、今年は例年通り中京に舞台を戻して行われる。ハンデ戦らしく波乱の決着が多く、今年も難解な一戦になりそうだ。

 センテリュオ(栗東・高野友和厩舎、6歳)は昨年の産経賞オールカマーで念願の重賞初制覇を飾った。これまで17戦して掲示板を外したのは2度のみと安定したレースぶりを見せている。GIでも4、5着と相手なりに走れるのが強みで、トップハンデタイの56キロもエリザベス女王杯で2度経験しているので問題ないだろう。初めての中京コースへの対応が鍵になるだろうが、チャンスは十分あるとみていい。

 秋華賞2着のマジックキャッスル(美浦・国枝栄厩舎、4歳)は安定した末脚が魅力。これまでの8戦中7戦で上がり3位以内の脚を繰り出している。2着が多く、新馬戦以後、勝ち星から遠ざかっているが、久々に手綱が戻る戸崎騎手が後押しになるかもしれない。ハンデ54キロも手頃といえる斤量だ。

 シゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎、5歳)は一昨年の桜花賞2着馬。昨年は不振が続いたが、最後の中日新聞杯でクビ差の2着と復調気配を示した。ハンデは引き続き54キロだが、今回は牝馬限定戦だけに恵まれた印象もある。

 重賞3勝馬で連覇がかかるデンコウアンジュ(栗東・荒川義之厩舎、8歳)はトップハンデタイの56キロだが、前年と同じ斤量だけに恵まれたといえる。安定感はないが、2走前には牡馬相手の福島記念で4着に入っているので8歳でも衰えはなさそう。マークは必要だ。

 ウラヌスチャーム(美浦・斎藤誠厩舎、6歳)=54キロ=はエリザベス女王杯で13着に終わったが、2走前に重馬場で行われた新潟牝馬Sを圧勝。力が要る現在の中京の馬場は合いそうで、4着だった一昨年を上回る結果が期待される。

 日経新春杯にも登録があるウインマイティー(栗東・五十嵐忠男厩舎、4歳)=53キロ=はオークスでデアリングタクトに3/4馬身差まで迫る3着。その後は3戦して全て掲示板外と案外だが、軽視は禁物だ。

 マーメイドSの覇者のサマーセント(栗東・斉藤崇史厩舎、5歳)=52キロ、ディセンバーS2着のサトノダムゼル(美浦・堀宣行厩舎、5歳)=53キロ、カシオペアS勝ち馬のランブリングアレー(栗東・友道康夫厩舎、5歳)=54キロ、名牝ジェンティルドンナを叔母に持つドナウデルタ(栗東・石坂正厩舎、5歳)=54キロ=などにも注意を払いたい。

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