【愛知杯】血統アナリシスbyウマニティ

2021.1.12 13:31

人気を当てにしづらいディープインパクト、サンデーサイレンス直系は非主流血統が活躍

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は愛知杯2021・血統予想をお届けします!

昨年は小倉芝2000mで代替開催されたため、2年ぶりに中京芝2000mにて施行されることになるが、一昨年はゼンノロブロイの姪にあたるワンブレスアウェイが8番人気の低評価を覆す走りで重賞初制覇を飾っていた。17年には同牝系となるクインズミラーグロが6番人気3着、16年にもゼンノロブロイ産駒のバウンスシャッセが8番人気で勝利するなど、ゼンノロブロイに所縁ある血統馬が出走した際には人気を問わず気を配るべきだろう。

一方で、人気を当てにしづらいのがディープインパクト。12月開催時には12年ピクシープリンセス、13年スマートレイアーと2年連続で1番人気が6着に敗れたかと思えば、13年キャトルフィーユは14番人気2着と激走し、1月移設後も16年リーサルウェポンが5番人気2着と健闘している。とはいえ、サンデーサイレンスの直系は非主流血統の活躍が目立つので、基本的には疑って掛かる必要がありそうだ。

サマーセントは、父ハービンジャー×母プリムローズレーン(母の父サンデーサイレンス)。05年にプリンセスエリザベスS-英G3とカーディナルH-米G3を制し、04年英1000ギニー-英G1・2着の実績を持つサンドロップの姪。本馬は2走前のマーメイドS-G3で上位人気と目されるセンテリュオを負かしており、前走においては馬場も展開も不向きで度外視できる。今回は有力所に差し馬が集まるメンバー構成となりそうなので、マイペースで運べれば2走前の再現があっても驚けない。父の産駒は昨年の代替開催含めて3年連続で好走している勢いもある。

ウインマイティーは、父ゴールドシップ×母アオバコリン(母の父カコイーシーズ)。ヘヴンリーロマンスやサウスアトランテイツクが出たArkadinaに遡る牝系で、母は南関東の所属馬として03年にTCK女王盃・3着、マリーンC・3着、東京大賞典・5着とダートグレード競走で活躍。この血統らしくタフな馬場や急坂コースでは堅実で、近3走においては展開的な不利があったことも否めない。本来は先行してしぶとく脚を使えるタイプなので、G3のハンデ戦であれば見直せるだろう。

フィリアプーラは、父ハービンジャー×母プリンセスカメリア(母の父サンデーサイレンス)。11年朝日杯フューチュリティS-G1を制したアルフレードの半妹で、2代母ラトラヴィアータはサクラバクシンオーの全妹にあたる血統。父の産駒は18年レイホーロマンス、19年ノームコアと距離短縮で臨む馬が人気を問わず2着に好走しており、本馬も不得手な道悪を除けば堅実に脚を使う魅力がある。特別登録段階では除外対象となるが、出走が叶った際には注目しておきたい。

(文・シンヤカズヒロ)

【血統予想からの注目馬】
サマーセント ウインマイティー フィリアプーラ

(提供元:競馬予想のウマニティ

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