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2020.12.19 17:52

芝GI9勝アーモンドアイの引退式が実施される ルメール「彼女は私たちの記憶に永遠に残ります」

レース後に行われたアーモンドアイ引退式で、アーモンドアイへのメッセージを読むクリストフ・ルメール騎手(左)

レース後に行われたアーモンドアイ引退式で、アーモンドアイへのメッセージを読むクリストフ・ルメール騎手(左)【拡大】

 12月19日、中山競馬場のパドックで歴代最多となる芝GI9勝を挙げたアーモンドアイの引退式が実施された。

 この日の中山競馬全レース終了後、大勢のファンが見守るなか姿を現したアーモンドアイは元気な様子でパドックを周回。全15戦中14戦の手綱をとったクリストフ・ルメール騎手をはじめ、シンザン記念優勝時の鞍上を務めた戸崎圭太騎手や調教に携わった三浦皇成騎手も参加し、同馬の現役当時について思いを語り、別れを惜しんだ。

 ◆C・ルメール「きょう私たちは日本競馬の歴史を塗り替えた素晴らしい馬を祝うためにここにいます。アーモンドアイは最初から特別な存在でした。彼女のたたずまい、走る姿、ファイティングスピリッツ、類まれな能力によってその名声は日本だけにとどまらず海を越えて世界中の競馬ファンを魅了しました。アーモンドアイは、デビューからラストランまで馬と競馬に情熱をささげる人たちによって大切にされてきました。彼らは才能と情熱をもって共に働き、ほぼ完ぺきというところまで到達しました。アーモンドアイは馬だけではなく人とのストーリーです。彼らのおかげで私たちはこのスーパーホースの記憶に残るパフォーマンスを目撃することができました。すべての人に感謝します。このような素晴らしい馬に騎乗できたことを感謝します。彼女の引退後の生活が、穏やかであることを願っています。最後に、アーモンドアイをデビューからずっと応援してくださったファンの皆様ありがとうございます。アーモンドアイのストーリーはファンのものでもあります。彼女は私たちの記憶に永遠に残ります」

 父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンスという血統のアーモンドアイ。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は15戦11勝(うち海外1戦1勝)。重賞は18年シンザン記念(GIII)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ジャパンC(GI)、19年ドバイターフ(海外GI)、天皇賞・秋(GI)、20年のヴィクトリアマイル(GI)、天皇賞・秋(GI)、ジャパンC(GI)の計10勝を挙げた。このあとはノーザンファームで繁殖牝馬となり、その血を子孫に残す役割を担っていくことになる。

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