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2020.11.30 15:13

【ステイヤーズS】レース展望

アルバート

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 関東の開催は東京から中山へと舞台を移し、土曜メインに古馬の長距離重賞ステイヤーズS(12月5日、GII、芝3600メートル)が行われる。

 アルバート(栗東・橋口慎介厩舎、牡9歳)は2015~17年の当レースを3連覇した名ステイヤー。JRA史上初の同一重賞4連覇がかかっていた一昨年は右前肢ハ行のため無念の出走取消となったが、復帰した昨年も0秒1差の2着に好走した。9歳となった今年も、昨年と同じ京都大賞典(17着)を叩いて臨む。JRA史上初の同一平地重賞4勝目なるかに注目だ。

 19年の弥生賞覇者のメイショウテンゲン(栗東・池添兼雄厩舎、牡4歳)は昨年4着からの前進が期待される。宝塚記念では出遅れながらも5着に入る地力の高さはもちろん、ダイヤモンドS2着と阪神大賞典3着とステイヤーとしての素質も持ち合わせている。前走はアルゼンチン共和国杯17着と大きく敗れたが、距離延長で巻き返してくる可能性は十分にある。

 ボスジラ(美浦・国枝栄厩舎、牡4歳)は今年2月に3勝クラスを勝ち、オープン馬の仲間入りを果たすと、すぐに阪神大賞典と目黒記念に挑戦。しかし、8、9着に敗れて重賞の壁に当たったが、札幌日経OPで2着に入ると、続く丹頂Sを勝利。1年をかけて着実にステップアップしてきた。連勝で重賞初制覇を目指す。

 札幌日経OP覇者のポンデザール(美浦・堀宣行厩舎、牝5歳)は前走の札幌記念でGIウイナーたちを相手に4着と健闘した。距離延長がプラスに出ればここでも好勝負は可能。

 オセアグレイト(美浦・菊川正達厩舎、牡4歳)は前走のアルゼンチン共和国杯で11着に敗れているが、3400メートル戦のダイヤモンドSで3着の実績があり、ステイヤーの素質を秘めている。3600メートルへの距離延長で巻き返しても不思議はない。

 他には18年Vのリッジマン(栗東・庄野靖志厩舎、牡7歳)や、京都大賞典4着のシルヴァンシャー(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)、アルゼンチン共和国杯5着のタイセイトレイル(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)、重賞2勝馬ダンビュライト(栗東・音無秀孝厩舎、セン6歳)、万葉S覇者のタガノディアマンテ(栗東・鮫島一歩厩舎、牡4歳)などにも注意を払いたい。

★ステイヤーズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載