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2020.11.24 16:22

【京阪杯】レース展望

重賞3勝目を狙うレッドアンシェル

重賞3勝目を狙うレッドアンシェル【拡大】

 阪神の日曜メインはスプリント重賞の京阪杯(29日、GIII、芝1200メートル)。ジャパンカップと同じく最終12Rで行われる。過去10年で1番人気は【2・2・0・6】と苦戦しており、ひと筋縄ではいかないイメージだが、今年は京都から阪神へと舞台を移してどう変わるのか注目される。

 サマースプリント王者のレッドアンシェル(栗東・庄野靖志厩舎、牡6歳)を中心視する。昨年のCBC賞で重賞初制覇を飾ったが、7カ月の休養を挟むと2戦続けて二桁着順に敗れた。しかし、次走のCBC賞は連覇こそならなかったが、3着に好走し、続く北九州記念を8番人気で勝利してスプリント重賞2勝目を挙げた。そして前走のスプリンターズSでは6着に健闘。復調は明らかだ。GIIIのここなら実績は上位で、重賞3勝目が期待される。

 カレンモエ(栗東・安田隆行厩舎、牝4歳)は父がロードカナロア、母がカレンチャンという生粋のスプリンター血統だ。その血統通りにこれまでの8戦全てが芝1200メートル戦で、【4・1・2・1】と安定感を誇る。昇級初戦は全て敗れている点が不安材料だが、ここを勝てば両親に続くスプリントGI制覇への道が大きく開けるだろう。

 プリモシーン(美浦・木村哲也厩舎、牝5歳)は初めてのスプリント戦で関屋記念15着からの巻き返しを図る。マイル重賞を3勝しており、昨年のヴィクトリアマイルでも2着に入るなど、実績は上位だ。1200メートルに対応できれば上位争いは必至だろう。

 昨年のダービー卿チャレンジT勝ち馬のフィアーノロマーノ(栗東・高野友和厩舎、牡6歳)は今年のマイラーズCを右前肢跛行で競走除外になり、その後の2戦は振るわないが、阪神Cと阪急杯で2着に好走した阪神の内回りで巻き返しを期す。

 スワンS5着のシヴァージ(栗東・野中賢二厩舎、牡5歳)は再び1200メートル戦に戻って重賞初制覇を狙う。これまでの重賞成績は5戦して全て馬券圏外だが、それでも高松宮記念で5着という好成績を残しており、一気に重賞タイトルに手が届いても不思議はない。

 アンヴァル(栗東・藤岡健一厩舎、牝5歳)は2走前のCBC賞で11番人気ながら2着と好走。勝ったのが13番人気のラブカンプーで、3連単244万4630円という波乱を演出した。続く北九州記念でも4着に健闘しており、ここも立ち回りひとつだろう。

 タイセイアベニール(栗東・西村真幸厩舎、牡5歳)は昨年の春に芝へ再転向すると、コツコツと条件戦を勝ち上がって地力を強化してきた。今年5月にオープン特別を勝ち、重賞へ再び挑戦して4、9、4着とまずまずの成績。展開次第では出番がある。

 他にはアイビスサマーダッシュ勝ち馬のジョーカナチャン(栗東・松下武士厩舎、牝5歳)、前述のラブカンプー(栗東・森田直行厩舎、牝5歳)、18年フィリーズレビュー勝ち馬で前走の夕刊フジ杯オパールSを勝って復調気配のリバティハイツ(栗東・高野友和厩舎、牝5歳)、アイビスサマーダッシュ3着馬のビリーバー(美浦・石毛善彦厩舎、牝5歳)、重賞で連続6着も大きく負けていないトゥラヴェスーラ(栗東・高橋康之厩舎、牡5歳)、条件戦を連勝中のロードアクア(栗東・浅見秀一厩舎、牡4歳)なども上位をうかがう。

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