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2020.11.21 11:13

【BLOOD】驚異の加速&持続力グランアレグリア

死角なしのグランアレグリア

死角なしのグランアレグリア【拡大】

 3日間開催の中日にマイルCS。阪神のマイル戦といえば、2歳GIや桜花賞なのだが、その桜花賞を勝った馬が出てくる。当該のグランアレグリアが本命だ。

 ディープインパクト×タピットという配合。下手をすればダートでちょっとスピードのある馬も出かねないが、本馬は父、母父の特徴が最大限にいい形で出た。

 すなわちディープのスピード能力に、タピットはワンペースで行ける能力を持つ。つまり前半ゆったり行って、最後にだけ切れ味を発揮する最近の日本競馬にありがちなパターンではなく、トップスピードに徐々に乗っていき、それを割と早い段階から最後まで持続できる能力があると思う。

 スプリント戦でもその能力を発揮したのが前走だった。テンからスプリント戦ほど飛ばさないマイル戦なら、もっと自分のレースに徹して、前を楽に捕らえられる。桜花賞を勝った舞台だし、死角は相当に少なそうだ。

 相手はレシステンシアとする。父ダイワメジャーはSS系ではガンガン行くタイプで、切れ味とはやや縁遠い感があるが、その強気な競馬を支えているのがアルゼンチン牝系の母系。行けば相当にしぶとい配合で、性齢による斤量のアローワンスが、さらにしぶとさに拍車をかけそうだ。

 3番手がサリオス。古馬相手の秋初戦、毎日王冠を完勝した。父ハーツクライに母系はドイツ牝系。毎日王冠でも指摘したが、血統の文字面を見ればクラシックディスタンスに向く配合に見えて仕方ない。ただ大型馬だし、この舞台の朝日杯FSを勝っていることを考え合わせれば、現状はマイルで力を発揮することは可能だろう。前走は完勝でもレースレベルはそれほど高くなく、ここで強い競馬ができなければ、先々どこに進めばいいか分からなくなりそう。その意味ではここが試金石だ。(夕刊フジ)

★マイルCSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載