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2020.11.6 18:23

JRA37期生の第4回模擬レース~古川奈穂さんが初V

第4回模擬レースで初勝利した古川奈穂さん

第4回模擬レースで初勝利した古川奈穂さん【拡大】

 JRA競馬学校騎手課程37期生の第4回模擬レースが6日、東京競馬場の芝2000メートルで丹内騎手と武藤騎手を迎えて10頭立てで行われた。

 レースはサウンドバレットに騎乗した古川奈穂さん(20歳)=栗東・矢作芳人厩舎=が、好スタートから果敢にハナを奪うと直線は二の脚を使って逃げ切り、2着のワンダーヴィーヴル(永野猛蔵君)に2馬身差をつけて模擬レース初勝利を挙げた。

 古川さんは「ゲートをうまく出せたので上手にレースの組み立てができました。3~4コーナーでもうまく息を入れられました。直線は長いので残り400メートルまで我慢して、追ってからもしっかりと伸びてくれました。前回は直線で手綱を落としてしまいましたが、きょうはしっかりとステッキを使って追えました。矢作先生と中谷さん(雄太元騎手)の前で勝てたのがよかったです」と笑顔が弾けた。

 矢作調教師も「ずいぶん成長してくれたのでうれしい。勝つことが自信になるので」と目を細めていた。

 次回は12月11日(金)に舞台を中山競馬場に移してダート1200メートルで行われる。

 (生徒のコメント)

 ◆永野猛蔵君(ワンダーヴィーヴル2着)「スタートが速く前につけて、道中も折り合いよく運べました。直線は内にモタれたのを修正しながらでした。ムチの持ち替えと真っすぐに走らせることを次は頑張りたいです」

 ◆小沢大仁君(エクスペリエンス3着)「スタートしてスムーズに内を回って来られました。直線は必要以上に外に出し過ぎました。課題は少しずつクリアできましたが、きょうは70点ぐらいです」

 ◆松本大輝君(マルトロワ4着)「あまり力がある馬ではないので、力をためて最後に生かす競馬をしました。思いどおり乗れましたが、もう少しうまく乗れれば3着はあったかなと思います。芝の塊が飛んできて顔に当たって痛かったです」

 ◆横山琉人君(シュテルンリッター6着)「逃げてもいいと思っていましたが、古川さんの馬が外から来たので2番手から進めました。初めて芝で乗りましたが、ダートとはスピードが全然違うし、直線の最後の差かもきついので、もっと体力をつけないと…」

 ◆西谷凜君(テイエムピカピカ8着)「馬が何度もゲート内で立ち上がっていましたが、これも経験だと思っています。掛かり気味に行って4コーナーまでは手応えもよかったのですが、直線はパッタリと手応えがなくなりました」

 ◆角田大和君(マテラアシスト9着)「前がしっかりと行ってくれたので位置取りはよかったが、自分が思ったほどしっかり追い切れなかったです。初めての芝のレースでしたが、乗っていて気持ちよかったです」

 ◆永島まなみさん(フレッチャペガサス10着)「スタートしてからもっと積極的に馬群についていくべきでした」

 現役騎手は丹内騎手が5着で、武藤騎手は7着だった。なお、水沼元輝君は今回の模擬レースは騎乗しなかった。