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2020.10.21 18:04

【リレーコラム】関東競馬エイト~勝負馬3頭で冬支度をby鈴木亨

鈴木亨TM

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 日照時間が少なかった10月も後半に差し掛かり、秋を通り越して一気に冬の様相に。季節の変わり目のため、朝と昼の寒暖差が大きく、早朝の追い切り時間の体感気温は10度以下。ただ、午後の厩舎回りの際に早朝と同じ格好をして行くと汗ばむぐらい。体温調節がうまく利かない更年期トラックマン(?)にとってはつらくて長い季節を迎える…。加えて先週の競馬も散々な目に遭った。魔が差したのか大本命馬に◎を打たなかったのが裏目に出て、懐も一気に寒くなる始末。反省の一語。今週のGIは、いつものように素直な気持ちで予想に臨むつもりだ。

 本番への資金調達のため、今週こそは取材の成果が出ると信じて馬券を買うつもり。まずは土曜東京4R(新馬戦)のイサチルプリンス。「今週除外になった竹内正厩舎の新馬。かなり走るよ」と先週、東京競馬場の検量室でテルさん(江田照騎手)がささやいた1頭だ。2週続けてまたがり手応えをつかんだ様子で、「今朝もいい動き。まだ幼い面はあるけど、それでも勝ってもらわないと」と素質の高さを評価。「今年、デビューした2歳のなかでは一番かも」と竹内正調教師の期待もかなり大きい。

 日曜東京の新馬戦にも狙いたい馬が1頭。3Rのカツノサンキュウはやや追い足りなかった先週を除外になり、思惑通りに今週へ。「先週に初めて乗ったけど、年長馬を相手に抜群の動き。いかにも新馬向きのタイプ。相手はどうですか?」と岩部純騎手。1週前はPコースで調教採点「7」をマークし、「攻め通りなら」と陣営の感触も上々だ。

 土曜東京10R・赤富士Sに出走予定のキャンディスイートの前走(8番人気2着)は成長を感じるレースぶり。「夏場を休ませたことで、だいぶ体に実が入ってきた。叩き2戦目で明らかに上積みが見込めるし、牝馬の割にスタミナが豊富で距離の心配もない。今回もそこまで人気にはならないですよね?」と二藤部調教助手。「ノリちゃん(横山典騎手)も距離はもっと延びてもいいぐらい、って言ってたよ」と中川公調教師も期待を寄せる。最後は菊花賞のロバートソンキー。前哨戦(神戸新聞杯)では2冠馬にはかなわなかったものの、直線でうまく馬群をさばいて見せ場十分の3着。「前走できつい競馬を経験。それを馬が覚えているようで自信をつけている印象。まだ底を見せておらず、伸びしろは十分」と林徹調教師。当然、今回も印はつけようと思っている。

 これで冬仕度は整うはず?

鈴木亨(すずき・とおる) 関東エイト想定班 

取材・前走

中穴

単勝・馬連

プロフィル

1972年生まれ、北海道出身。2003年にTMデビュー。現在は想定班を担当。高校時代はアマチュアレスリング部に所属、大学時代には世界13カ国を放浪した異色の経歴を持つ。そこで養われた精神力を武器に、突撃(?)取材を得意とする。第1回エイト最強王決定戦・関東王者。

予想スタイル

想定班である以上、やはり重きを置くのは取材。調教師の公式コメントも大事だが、助手・厩務員からの〝裏〟情報をキャッチするのが勝ち組への最大の近道。

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