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2020.9.15 04:57

凱旋門賞はラブvsエネイブル一騎打ちムード

昨年の凱旋門賞で2着に敗れたエネイブル(右)

昨年の凱旋門賞で2着に敗れたエネイブル(右)【拡大】

 【パリ13日】GI凱旋門賞(10月4日)の重要前哨戦が本番と同じパリロンシャン競馬場の芝2400メートルを舞台に3レース行われた。

 7月14日に組まれていたGIパリ大賞(3歳、セン馬不可)がコロナ禍でGIIニエル賞に替わってこの日、10頭で争われ、中団を進んだP・ブドー騎乗のモーグル(英国産、愛=A・オブライエン、牡、父ガリレオ)が内から伸びて優勝した。タイム2分24秒76(良)。昨年の全兄ジャパンに次ぐ兄弟制覇で、GIは初勝利だった。

 3歳以上牝馬によるGIヴェルメイユ賞は10頭立てで行われ、C・スミヨン騎乗のタルナワ(愛国産、愛=D・ウェルド、4、父シャマーダル)が後方から伸び、2分26秒42(良)でGI初制覇を飾った。

 残る1レース、6頭で争われた4歳以上によるGIIフォワ賞は、M・バルザローナ騎乗のアンソニーヴァンダイク(愛国産、愛=A・オブライエン、牡4、父ガリレオ)が2分33秒27(良)で逃げ切り、昨年の英ダービー以来の勝利をマークした。

 凱旋門賞の主要ステップレースは全て終了。この日の出走馬の評価はそれほど高くなく、英ブックメーカー・ウィリアムヒル社のオッズでは英2冠牝馬ラブ(愛=A・オブライエン、牝3)が2・5倍、2017、18年の覇者エネイブル(英=J・ゴスデン、牝6)が3倍で一騎打ちムードになっている。