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2020.9.14 16:43

【ローズS】レース展望

前走のオークスで4着に入線し復調を示したリアアメリア

前走のオークスで4着に入線し復調を示したリアアメリア【拡大】

 中京では3日間開催の中日に当たる20日、ローズS(GII、芝2000メートル)が行われる。1~3着馬に秋華賞(10月18日、京都、GI、芝2000メートル)への優先出走権が与えられるトライアルレース。例年、阪神の芝1800メートルで行われているが、今年は場所だけでなく距離も変更されており、注意が必要だ。

 今回のメンバーでオークス最先着のリアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)を中心視する。デビュー2連勝でGIIIのアルテミスSを快勝し、桜花賞馬候補に名乗りを上げたが、阪神JF6着、桜花賞10着と残念な結果に終わった。ただ、続くオークスでは、8番人気とこれまでに比べて大きく人気を落としながら0秒3差の4着に健闘。直線が長い中京コースは、爆発的な末脚を持つこの馬にはもってこいの舞台だろう。

 デゼル(栗東・友道康夫厩舎)はデビュー2連勝で臨んだオークスでは2番人気に推されたものの、キャリアの浅さが響いて11着に敗れた。3月デビューという遅咲きだが、父ディープインパクト、母が仏オークス馬という超良血馬で、その素質の高さは変わらず評価されている。1週前追い切りでは栗東坂路で4ハロン52秒1-12秒6をマークし、マイラプソディ(OP)に1馬身先着。仕上がりは上々で、本番に向けて好レースが期待される。

 フアナ(栗東・角居勝彦厩舎)も高いポテンシャルを秘めている一頭。オークスの切符を懸けたサンスポ賞フローラSは惜しくも3着に敗れたが、休養明けの前走・小倉の1勝クラスをきっちり勝ち上がり、再び重賞へ駒を進めてきた。最後の1冠に向け、何としてでも権利を取りたい。

 安定したレースぶりが魅力のクラヴァシュドール(栗東・中内田充正厩舎)は待望の2勝目を重賞で飾れるか。白星はまだ新馬戦のみだが、サウジアラビアRC(2着)では朝日杯FS勝ち馬のサリオスと0秒2差の接戦を演じ、その後も阪神JF3着、チューリップ賞2着、桜花賞4着とあと一歩の競馬を続けた。前走のオークスで15着に敗れたことを考えると、2000メートルをこなせるかが鍵になりそうだ。

 リリーピュアハート(栗東・藤原英昭厩舎)の前走オークス9着は、スタートで大きくつまずいてしまったことが全て。能力は高く、実力を出し切れば巻き返しも十分可能だ。

 フィオリキアリ(栗東・清水久詞厩舎)は、3カ月ぶりの実戦となった前走の西海賞(2勝クラス)を快勝した。これまで1400~1600メートルで成績を残していたが、2000メートルで結果が出たのは収穫。キレのある末脚が魅力で、スムーズに運べれば差はない。

 デビュー2連勝でGIIIのフラワーCを勝ったアブレイズ(栗東・池江泰寿厩舎)は、オークス17着からの巻き返しを図る。骨折休養明けの一戦で、どこまで仕上がっているのか注目したい。

 新潟2歳S勝ち馬のウーマンズハート(栗東・西浦勝一厩舎)は、これまでの戦いぶりから2ハロンの距離短縮はプラスだろう。成長力に定評があるハーツクライ産駒で、ひと夏を越してどれだけ成長しているか楽しみだ。

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