中央競馬:ニュース中央競馬

2020.9.12 11:07

【BLOOD】父のスピード継承トロワゼトワル

昨年の京成杯AHを世界レコードの1分30秒3で圧勝したトロワゼトワル

昨年の京成杯AHを世界レコードの1分30秒3で圧勝したトロワゼトワル【拡大】

 秋競馬開幕。もう少し涼しくなってほしい…。開幕重賞は京成杯AH。エアレーションなどの影響で最近はかつてほど内有利でもなくなったが、今年の本命馬は昨年の優勝馬でもあるトロワゼトワルとする。

 昨年はアッと言わせた世界レコードV。そのあとは走ったり走らなかったりだが、要は気分良く行けるかどうか。同型のスマイルカナがいるが、テンの速さは圧倒的にこちら。そこは父ロードカナロアのスピードをいい形で受け継いでいる。母系は2代母が米GIII馬。5代までは完全なアウトブリードで、長く活躍できる健やかな配合だ。昨年よりハンデは3キロ増したが、同じ斤量でも気分良く速い馬場を飛ばしたヴィクトリアマイルの好走などをあげるまでもなく、心配は無用だろう。

 相手は同型のスマイルカナ。父ディープインパクトに、母系はフォーティナイナー系ディストーティドヒューマー×ストームキャット。大枠で見ればディープ×ストームキャットのニックスも成立しているとみていいが、切れよりも前に行って我慢するあたりはフォーティナイナーの影響を感じる。叔父にエイシンヒカリもおり、同じディープ産駒でも前に行くタイプは血が出るものなのか。大外枠からレースの組み立てがやや難しいが、52キロを生かしたい。

 3番手にシゲルピンクダイヤ。まだ1勝馬だが、桜花賞2着など戦績は優秀だ。脚質は後ろからだが、ダイワメジャーは前受けする産駒のほうが力を発揮しやすいというのが当欄の見立て。真ん中の枠から好位置を取れれば、面白くなる。

 4番手のアンドラステは、オルフェーヴル×ロベルト系ダイナフォーマー。本来ならGPコースで見てみたいが、牝馬の分、スピードや切れに能力が出たか。関屋記念1番人気ながらハンデは53キロで、チャンスはある。(夕刊フジ)

★京成杯AHの出馬表はこちら 調教タイムも掲載