中央競馬:ニュース中央競馬

2020.8.18 18:06

【札幌記念&北九州記念】レースの注目点

今年の大阪杯などGI3勝を挙げているラッキーライラック

今年の大阪杯などGI3勝を挙げているラッキーライラック【拡大】

★今年は4頭のGI馬が出走予定 ラッキーライラックなど13頭が登録/札幌記念

 今年の札幌記念には、今年の大阪杯などGI3勝を挙げているラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)、2016年のダービー馬マカヒキ(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)、昨年のヴィクトリアマイル勝馬ノームコア(牝5歳、美浦・萩原清厩舎)、2017年のマイルCS勝馬ぺルシアンナイト(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)と4頭のGI馬を含む13頭が登録している。昨年の札幌記念も4頭のGI馬が出走しており、前年の有馬記念勝馬ブラストワンピースが勝利を挙げたが、今年の札幌記念はどのような結果になるだろうか。なお、ラッキーライラックを管理する松永幹夫調教師は騎手時代に札幌記念で2勝を挙げており、同馬が勝てば、史上2人目の騎手&調教師双方での札幌記念制覇となる。

★函館記念を制したアドマイヤジャスタ 唯一の3歳馬ブラックホールにも注目/札幌記念

 サマー2000シリーズのポイントランキングで1位タイのアドマイヤジャスタ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、シリーズ対象レース連勝を狙う。同馬は前走の函館記念を制し、デビュー14戦目で重賞初制覇を飾った。2013年にはトウケイヘイローが函館記念→札幌記念を連勝して同年のサマー2000シリーズチャンピオンに輝いたが、アドマイヤジャスタは札幌記念で上位に入り、シリーズチャンピオンの座に近づくことができるかどうか。同馬には前走に続き吉田隼人騎手が騎乗する予定。

 また、ブラックホール(牡3歳、美浦・相沢郁厩舎)は、今年の札幌記念登録馬のうち唯一の3歳馬で、古馬との初対決でどのような走りをみせるか注目される。同馬は昨年の札幌2歳S勝馬で、春のクラシックでは皐月賞9着、ダービー7着という成績を残している。3歳馬が札幌記念を勝てば、2014年のハープスター以来、6年ぶり12頭目となるが、ブラックホールは歴戦の古馬を相手に勝利を収めることができるかどうか。

★高松宮記念Vモズスーパーフレアが登場 連覇を狙うダイメイプリンセスも出走予定/北九州記念

 高松宮記念を制したモズスーパーフレア(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、北九州記念に登録している。同馬は昨年の北九州記念では4着に敗れたが、続くスプリンターズSでは2着に入り、前走の高松宮記念ではJRA・GI3度目の挑戦で初制覇を飾っている。JRA・GI馬が北九州記念に出走すれば、距籬が芝1200メートルになった2006年以降では初めてのこととなるが、モズスーパーフレアはGI馬の実力を示すことができるかどうか。同馬には前走に続き松若風馬騎手が騎乗する予定。なお、モズスーパーフレアのハンデは56.5キロで、北九州記念が芝1200メートル戦になった2006年以降、牝馬としては最も重いハンデとなる。

 また、昨年の北九州記念勝馬ダイメイプリンセス(牝7歳、栗東・森田直行厩舎)には、レース史上初の連覇がかかる。同馬は2018年の北九州記念でも2着に入っているが、3年連続の参戦となる今回も好走することができるかどうか。なお、ダイメイプリンセスには、過去2年の北九州記念で手綱をとった秋山真一郎騎手が騎乗する予定。

★ポイントランキング上位馬が登録 ラブカンプー、ジョーカナチャン、アンヴァル/北九州記念

 全6戦で争われるサマースプリントシリーズは3戦目までを終えており、シリーズ第2戦のCBC賞を制すなど11Pを獲得しているラブカンプーが単独トップに立っている。シリーズ第4戦の北九州記念には、ポイントランキング1位のラブカンプー(牝5歳、栗東・森田直行厩舎)、シリーズ第3戦・アイビスSDを制して2位タイ(10P)のジョーカナチャン(牝5歳、栗東・松下武士厩舎)、CBC賞2着で4位タイ(5P)のアンヴァル(牝5歳、栗東・藤岡健一厩舎)と獲得ポイント上位馬が登録しているが、北九州記念を制してシリーズチャンピオンに前進することができるだろうか。

 なお、サマー2000、サマースプリント、サマーマイル各シリーズの構成レースが対象で、全15戦で争われるサマージョッキーズシリーズの8月18日現在の順位を見ると、ジョーカナチャンに騎乗予定の菱田裕二騎手が16Pを獲得してトップタイ、アンヴァルに騎乗予定の北村友一騎手が10Pを獲得して10位タイとなっている。

★重賞で2度目の対決となる横山騎手親子 柴山雄一騎手はJRA通算1万回騎乗目前

 23日の札幌記念には、横山典弘騎手(父)、横山和生騎手(兄)、横山武史騎手(弟)が揃って参戦する予定。横山典弘騎手はGI馬のノームコア(牝5歳、美浦・萩原清厩舎)、横山和生騎手は新潟大賞典勝馬のトーセンスーリヤ(牡5歳、美浦・小野次郎厩舎)、横山武史騎手はイェッツト(牡5歳、美浦・金成貴史厩舎)に騎乗する予定だが、親子3人の対決はどのような結果になるだろうか。なお、JRA重賞で横山親子3人が揃って騎乗するのは9日のエルムS以来2回目で、同レースでは横山和生騎手が騎乗したハイランドピークが最先着(4着)した。

 また、柴山雄一騎手は8月18日現在、JRA通算9991戦578勝という成績を挙げており、史上42人目のJRA通算1万回騎乗まであと「9」となっている。同騎手は1998年に地方・笠松競馬でデビューし、2005年からJRA所属の騎手となっている。地方競馬出身騎手がJRA通算1万回騎乗を達成すれば、岩田康誠騎手、小牧太騎手、内田博幸騎手に次ぐ4人目となるが、今週の開催で大台に到達することができるかどうか。

★札幌記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★北九州記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載