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2020.8.10 15:37

【関屋記念】レース展望

実績のあるコースで巻き返しを図る2018年の覇者プリモシーン

実績のあるコースで巻き返しを図る2018年の覇者プリモシーン【拡大】

 新潟競馬場では、日曜メインにサマーマイルシリーズ第3戦(全4戦)の関屋記念(16日、GIII、芝1600メートル)が行われる。

 今年のメンバー構成なら、2018年の覇者プリモシーン(美浦・木村哲也厩舎、牝5歳)が主役を担うことになりそうだ。昨年2着の雪辱を果たすべく挑んだ前走のヴィクトリアマイルは、8着に敗退。騎乗したダミアン・レーン騎手によると「乾いた馬場を気にしていたようだ」とのことだが、スタートで少し遅れて位置取りが後ろになったことも響いただろう。1週前追い切りは、僚馬ステルヴィオと併入。馬なりながら軽快な動きを披露し、上々の仕上がりを印象付けた。マイル重賞3勝の実力馬が、実績のあるコースで巻き返しを図る。

 クリノガウディー(栗東・藤沢則雄厩舎、牡4歳)は前走のCBC賞で1番人気に支持されながらも12着に敗れた。スタートで少し出遅れたうえに、直線では前の馬に阻まれて力を出し切れなかったようだ。前々走の高松宮記念では1位で入線したが、上位に入線した馬の走行を妨害したため4着に降着。2歳時には朝日杯FSで2着とGIで上位を争える力があることは示しており、スムーズな競馬ができれば初タイトル奪取の可能性は十分にある。

 京王杯SC3着のグルーヴィット(栗東・松永幹夫厩舎、牡4歳)も有力候補の一頭だ。GIの高松宮記念でも6着と健闘しており、着実に力をつけている。昨年の中京記念を制しているように、左回りのマイルという舞台設定は合うはずで、重賞2勝目のチャンスだろう。

 今回と同じ舞台の谷川岳Sを勝ったアストラエンブレム(美浦・小島茂之厩舎、セン7歳)も楽しみな存在だ。初めてコンビを組む北村宏司騎手は2週続けて追い切りに騎乗し、感触をつかんでいる。前走Vの勢いを持続して、念願の重賞初勝利を目指す。

 最低18番人気でGIIIの中京記念を制したメイケイダイハード(栗東・中竹和也厩舎、牡5歳)は、引き続き好調を維持している。連勝を飾れば、サマーマイルシリーズの優勝が確定。ミッキーブリランテが3着以下の場合は単独優勝が決まる。

 他にはエプソムC4着のアンドラステ(栗東・中内田充正厩舎、牝4歳)、6着のサトノアーサー(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)、ともに栗東・矢作芳人厩舎所属で中京記念3着のエントシャイデン(牡5歳)、5着ミッキーブリランテ(牡4歳)なども上位争いを演じそうだ。

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