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2020.8.10 04:52

武豊騎手がJRA通算4200勝「関係者と馬に感謝」

武豊騎手(左)が4200勝を達成した。ルメール騎手(右)もプラカードを持って祝福

武豊騎手(左)が4200勝を達成した。ルメール騎手(右)もプラカードを持って祝福【拡大】

 競馬界のスターが、また前人未到となる区切りの1勝を飾った。武豊騎手(51)=栗・フリー=は9日、札幌7RのドゥラモットでJRA通算4200勝をマーク。1987年3月1日のデビュー(阪神4Rアグネスディクター2着)から33年5カ月と9日、2万2487戦目での達成だ。

 「正直、4200勝という数字はピンと来ないけど、ひとつひとつの積み重ね。これまで携わってくれた関係者と馬に感謝しています」

 武豊騎手は、プラカードを持ったルメール騎手ら多くの同僚に囲まれて記念撮影に臨んだ。これまでと違って声援はなく「ファンがいないのは残念」という胸の内を明かしたが、「メディアを通して競馬を応援してくださっている方々がたくさんいることを、改めて感じています。この場を借りて『ありがとう』と言いたい」と競馬を支えるファンにも感謝の気持ちを伝えた。

 「4200勝は通過点ですし、まだまだ勝ち星を伸ばしていきたい。4300勝のときには、競馬場にもお客さんが戻っているでしょう」

 GI77勝を含むJRA重賞340勝の大記録も持つ名手は、ファンがスタンドを埋める日常を待ちながら、1勝ずつ記録を更新し続ける。(板津雄志)