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2020.7.28 16:36

【クイーンS&新潟ジャンプS】レースの注目点

昨年2着のスカーレットカラー(右)

昨年2着のスカーレットカラー(右)【拡大】

★11年ぶりに3歳馬不在 スカーレットカラーなど18頭が登録/クイーンS

 8月2日、札幌競馬場ではクイーンSが実施される。同レースは1999年まで3歳牝馬限定戦として実施されてきたが、2000年から古馬が出走可能となり、3歳以上の牝馬限定重賞として実施されている。今年は、昨年2着のスカーレットカラー(5歳、栗東・高橋亮厩舎)、中山牝馬S→福島牝馬Sを連勝したフェアリーポルカ(4歳、栗東・西村真幸厩舎)など18頭が登録しているが、クイーンSを制して秋のGI戦線へ向け弾みをつけるのはどの馬だろうか。

 また、今年のクイーンSには4歳馬が7頭、5歳馬が8頭、6歳馬が3頭登録しており、3歳馬の登録はなし。古馬が出走可能となった2000年以降、3歳馬が出走しなかったクイーンSは2009年の1度だけで、同年は5歳馬が1着から3着までを占めたが、今年のクイーンSを制すのはどの世代だろうか。なお、今年実施された古馬牝馬重賞7レースの結果を見ると、5歳馬が3勝、2着5回という成績を挙げており、最も多く連対している。

★JRA全10場重賞Vがかかるステイゴールド産駒 昨年3着のカリビアンゴールドなど3頭が登録/クイーンS

 ステイゴールド産駒は、札幌を除く9場でJRA重賞を制しており、クイーンSでJRA全10場重賞制覇がかかる。同産駒は昨年の3着馬カリビアンゴールド(6歳、栗東・鮫島一歩厩舎)、4月の福島牝馬Sで2着に入ったリープフラウミルヒ(5歳、美浦・相沢郁厩舎)、レッドフィオナ(5歳、栗東・橋口慎介厩舎)の3頭が登録しているが、札幌でも重賞を制して、グレード制が導入された1984年以降では11頭目となるJRA全10場重賞制覇を決めることができるかどうか。なお、カリビアンゴールドには藤岡康太騎手、リープフラウミルヒには丹内祐次騎手が騎乗する予定。

★平沢健治騎手3連覇なるか 白浜雄造騎手は全6場障害重賞制覇に挑戦/新潟ジャンプS

 今年の障害競走での騎手成績を見ると、石神深一騎手が10勝を挙げてトップとなっており、2位の森一馬騎手が7勝、3位の平沢健治騎手が6勝で続いている。8月1日に実施される新潟ジャンプSでは、石神騎手がブラックワンダー(牡4歳、美浦・尾形和幸厩舎)、森騎手がフォイヤーヴェルク(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)、平沢騎手がケイティクレバー(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)に騎乗する予定で、平沢騎手には2018・19年に続く同レース3連覇がかかるが、今年の新潟ジャンプSを制すのはどのジョッキーだろうか(※ブラックワンダーは7月27日現在、抽選対象となっている)。

 また、プラチナアッシュ(セン5歳、栗東・寺島良厩舎)に騎乗予定の白浜雄造騎手は、新潟以外の5場で障害重賞を制しており、Vなら、6場障害重賞制覇となる。開催日割の変更に伴う実施場の変更を除いた全6場障害重賞制覇となれば、高田潤騎手以来2人目の達成となるが、白浜騎手は新潟で初の障害重賞制覇を飾ることができるかどうか。なお、同騎手は歴代最多の障害重賞21勝を挙げている。

★1番人気馬が10連敗中のJRA重賞 クイーンSは過去10年で1番人気馬が5勝

 現在、JRA重賞では1番人気馬が10連敗中。6月21日に実施されたユニコーンSでカフェファラオが勝ったのを最後に勝利から遠ざかっており、この間2着に入ったのもアイビスSDのライオンボス1頭だけとなっている。今週は8月1日に新潟ジャンプS、2日にクイーンSが実施されるが、1番人気馬の連敗はストップするだろうか。なお、新潟ジャンプSは過去10年で1番人気馬が2勝、クイーンSは過去10年で1番人気馬が5勝を挙げている。

 また、7月に実施されたJRA重賞は8レースのうち4レースでフタ桁人気馬が勝利を挙げ、波乱の決着が多く見られた。フタ桁人気馬のJRA重賞月間4勝はグレード制が導入された1984年以降の最多タイ記録となったが、8月最初の開催となる今週のJRA重賞はどのような結果になるだろうか。

★クイーンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★新潟ジャンプSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載