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2020.5.22 04:59

【俺のチェックポイント】ミヤマザクラに絶好舞台

坂路を軽快に駆け上がった桜花賞5着のミヤマザクラ。樫の舞台で逆転を狙う

坂路を軽快に駆け上がった桜花賞5着のミヤマザクラ。樫の舞台で逆転を狙う【拡大】

 オークスの枠順が21日、確定した。GI出走馬の気になる点を関係者に取材する連載「俺のチェックポイント」で、4日目を担当する大阪サンスポの山口大輝記者は、木曜追いで調教評価「A」のミヤマザクラに注目。桜花賞は5着だったが、舞台替わりで巻き返しの可能性を探った。

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 桜花賞5着馬ミヤマザクラは、これまで全5戦で5着以内を確保。先行力があり、しまいの脚も使える。牡馬相手の京都2歳Sも2着と、能力的に侮れない存在だ。

 この日は、坂路で最終追い。前半は僚馬リシュブール(2勝クラス)を目標にゆったり運ぶと、ラスト1ハロン12秒2(4ハロン56秒3)で1馬身半先着した。反応よく一瞬でかわし、素軽い動きが目を引いた。

 騎乗した岩田望騎手(レースは武豊騎手)は、「反応もよく、動きもよかったです」と話せば、藤原英調教師も「いい追い切りやった。予定通りやな。今の3歳牝馬としてはすべてにおいてレベルが高い」と合格点を与えた。東京への長距離輸送を控えるなかでの木曜追いとなったが、「計算通り。先週である程度、馬はできているので。馬主体に計算してやっている」と師は順調ぶりを強調した。

 ポイントは、舞台替わりだ。前回の阪神マイルが合わなかったとは思わないが、今回は重賞(クイーンC)勝ちのある東京コース。2000メートル戦で1勝、2着1回の実績があり、2400メートルへの距離延長はプラスに働きそう。これについて指揮官に聞くと、「今回の方が、条件は合っていると思う」と思っていた通りの答え。続けて「前走は、さすがに馬場が悪化しすぎた。血統的なこともあって新馬戦も1800メートルから使いだしたぐらい。距離は合っているし、東京もいいやろう」と力強かった。全兄ポポカテペトルは菊花賞(京都芝3000メートル)で3着と、スタミナ豊富な血統だ。

 枠順は〔5〕枠(10)番に決定。「理想的な、競馬のしやすい枠に入った」と藤原英調教師は歓迎ムード。印は△△としたが、要注意の1頭だ。(山口大輝)

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■「GI・俺のチェックポイント」 現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の焦点をもとに取材。記者は日替わりで、火~土曜付に掲載する。