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2020.4.6 19:37

【ニュージーランドT】レース展望

新馬戦→1勝クラスともに中山マイルで勝利したルフトシュトローム

新馬戦→1勝クラスともに中山マイルで勝利したルフトシュトローム【拡大】

 中山では土曜メインに3歳馬によるGIIニュージーランドトロフィー(11日、芝1600メートル)が組まれている。3着馬までにNHKマイルC(5月10日、東京、GI、芝1600メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦。2016年の105万円超えなど、過去10年で3連単配当10万円以上が4度出ているように、波乱傾向も強いレース。3歳マイル王に向けてはもちろん、馬券的にも見逃せない。

 デビューから連勝中と底を見せていないのがルフトシュトローム(美浦・堀宣行厩舎、牡)。新馬戦、1勝クラスともに今回と同じ中山芝1600メートルで、好位から危なげなく抜け出した。いずれも上がり3ハロンはメンバー最速。祖母の半弟にディープインパクトがいるなど母系も活力があり、V3を決める可能性は十分にある。

 舞台適性ではハーモニーマゼラン(美浦・牧光二厩舎、牡)も上位だ。昨秋の未勝利戦、前走の1勝クラスを中山マイルでV。特に前走は先手を取って、直線で後続を突き放す好内容だった。同舞台のリステッド・ジュニアCでも2着と地力も証明している。1週前の1日には坂路4ハロン53秒4-11秒6と鋭く伸び、調整も順調。安定した先行力を武器に重賞タイトルを見据える。

 シーズンズギフト(美浦・黒岩陽一厩舎、牝)は、前走のフラワーCで3着に好走。福島の新馬戦、若竹賞を連勝したように、小回りコース向きの器用さを備えている。過去3戦は1800メートルと2000メートルだったので、初めてのマイルがポイントとなるが、センスある走りから対応できそうだ。

 ファルコンSで6着に敗れたウイングレイテスト(美浦・青木孝文厩舎、牡)だが、デイリー杯2歳S2着の実績からも、1600メートルに替わって反撃が望める。ファルコンS組では、出遅れもあって11着に終わったアブソルティスモ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)もサウジアラビアロイヤルC3着、こうやまき賞Vが光るマイルなら見直せる。

 朝日杯フューチュリティSで16着に敗れたペールエール(栗東・安田隆行厩舎、牡)は右回りの克服が鍵だが、新潟2歳S2着と実績は確かだ。

 その他、白梅賞を快勝したソウルトレイン(栗東・西村真幸厩舎、牡)、2走前に万両賞をレコードタイムをマークして圧勝したカリオストロ(栗東・加用正厩舎、牝)、新型コロナウイルス禍のドバイ渡航で2週間騎乗を自粛していたルメール騎手が騎乗するオーロラフラッシュ(美浦・藤沢和雄厩舎、牝)なども素質上位。6日現在、抽選対象(4/6)だが、弥生賞ディープインパクト記念5着で、新馬勝ちした1600メートルで反撃を期すオーロアドーネ(美浦・戸田博文厩舎、牡)も、出走枠に入れば侮れない。

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