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2020.3.15 05:03

【阪神スプリングJ】オジュウチョ~強ぇ~V!(1/2ページ)

オジュウチョウサン(右)が久々の障害レースで絶対王者の威厳を誇示。19年ぶりのレコード更新で圧勝した (撮影・岩川晋也)

オジュウチョウサン(右)が久々の障害レースで絶対王者の威厳を誇示。19年ぶりのレコード更新で圧勝した (撮影・岩川晋也)【拡大】

 阪神スプリングジャンプが14日、阪神競馬場で9頭によって争われ、石神騎乗で断然人気に推されたオジュウチョウサンが圧勝。勝ちタイム4分19秒1は19年ぶりのレコードとなった。これで障害重賞12連勝。次走は中山グランドジャンプ(4月18日、中山、J・GI、芝4250メートル)で同レース5連覇を狙う。9馬身差の2着が昨年の最優秀障害馬シングンマイケル。3/4馬身差の3着にトラストが入った。

 王者はやっぱり強すぎた。障害界の絶対王者オジュウチョウサンが、9馬身差の圧勝でこのレース3度目のV。豪華メンバーで注目された一戦を完璧な内容で制し、自身が持つ障害重賞連勝記録を「12」に伸ばした。

 「脱帽ですね。強すぎます。(久々の障害戦でも)この馬を信じていたので、心配していませんでした。油断せずに本番もしっかりと結果を出したいです」

 主戦の石神騎手が胸を張った。昨年4月の中山GJ以来、11カ月ぶりの障害戦。3、4番手で冷静に飛越をクリアし、最終障害で先頭に立つと、ラスト1ハロンは後続を突き放す一方だ。無人のスタンドから大歓声が聞こえてきそうなほど、圧巻の内容だった。

 勝ち時計4分19秒1は従来の記録を0秒7上回り、19年ぶりにコースレコードを更新。昨年の最優秀障害馬シングンマイケル、障害4勝馬トラスト、昨年のJ・GI2着馬2頭を相手にしても、役者が違っていた。

 次なるターゲットは、前人未到の中山GJ5連覇。「前哨戦という位置付けでしたが、これでいい状態で臨めそうです。9歳でも雰囲気や、やる気は変わりませんね」と和田郎師はうなずいた。9歳になっても世代交代はまだまだ許さない。歴史を塗り替え続ける希代の名ジャンパーが、また新たな偉業を成し遂げる。 (山口大輝)

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