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2020.3.9 17:42

【金鯱賞】レース展望

昨年の最優秀3歳牡馬サートゥルナーリアが始動。左回り克服なるか注目される

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 中京では日曜メインに金鯱賞(15日、GII、芝2000メートル)が行われる。2017年に暮れからこの時期に移動し、同年にGIに昇格した大阪杯(4月5日、阪神、GI、芝2000メートル)の前哨戦になり、1着馬に優先出走権が与えられる。

 中心は昨年の最優秀3歳牡馬サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎、牡4歳)。デビューから4連勝でホープフルSと皐月賞を勝ち、ダービーは4着だったが、神戸新聞杯を完勝。天皇賞・秋で6着に敗れたが、有馬記念2着と存在感を示した。前走後は2月から時計を出し始め、ここ2週は連続でラスト11秒台の好反応を見せている。仕上がりに問題はなく、初めて背負う58キロの斤量も、大きなハンデにはなると思えない。ただ、左回りのダービーと天皇賞・秋が振るわなかった点。これが課題になるだろう。

 ロードマイウェイ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡4歳)は1勝クラスから5連勝でチャレンジCを制した。今回は3カ月半ぶりだが、CWコースでの1週前追い切りで初コンビの川田騎手が騎乗して6ハロン78秒5をマークしたように、仕上がりは順調だ。5連勝は全て54キロでの出走だったので、今回は56キロの克服が鍵になるが、勢いは侮れない。

 暮れに同舞台で行われた中日新聞杯で2着だったラストドラフト(美浦・戸田博文厩舎、牡4歳)は、続くアメリカジョッキーズクラブCでも3着に健闘した。しかも当時は4コーナーで故障馬のあおりを受けて大きく外に振られるロスもあった。スムーズな競馬ができれば、チャンスは十分ありそうだ。

 ラストドラフトを中日新聞杯で破ったのがサトノガーネット(栗東・矢作芳人厩舎、牝5歳)。追い込み一手のタイプだけに、展開に左右されてしまうが、流れ次第では台頭しても不思議はない。

 同じ冠名のサトノソルタス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)は中日新聞杯で5着。このときは直線でゴチャついて馬群をさばけないシーンがあっただけに、スムーズなレースができれば侮れない。

 ニシノデイジー(美浦・高木登厩舎、牡4歳)は近況がひと息だが、重賞2勝、ダービー5着などの実績は無視できない。

 中山記念で3着に入って復調気配を示したソウルスターリング(美浦・藤沢和雄厩舎、牝6歳)は中山牝馬Sにも登録があり、動向が不明だが、出てくればマークはしておきたい。

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