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2020.2.28 05:07

JRA史上初無観客レース 競馬場、ウインズで馬券発売なし(1/3ページ)

JRAは今週末からの無観客競馬開催を決定。出走馬は歓声を聞くことなく、ゴールを目指すことになる(写真は中山競馬場)

JRAは今週末からの無観客競馬開催を決定。出走馬は歓声を聞くことなく、ゴールを目指すことになる(写真は中山競馬場)【拡大】

 JRA(日本中央競馬会)は27日、東京・六本木のJRA本部で会見を開き、29日以降の開催における競馬場への一般客の入場を控え、当面の間は無観客でレースを実施すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で、無観客競馬はJRAが創立された1954(昭和29)年以降では初めてとなる。

 新型コロナウイルスの影響は中央競馬にも当然のように襲いかかった。26日に、政府が感染拡大防止策としてスポーツイベントについての中止や延期、規模縮小を要請したことを受け、JRAも協議。今週末以降の競馬開催を当面の間、無観客で実施すると決めた。

 開催は必要最低限の人員で行われ、出走馬の馬主は入場が認められる。パドックや本馬場入場、口取りは通常通り行うが、表彰式は感染防止の観点から実施しない。テレビ中継は民放を含め、通常通り放映。29日阪神での四位騎手の引退式は予定通り行われる。関係者の多くも「やむを得ない」と冷静に受け止めた。

 これに伴い、今週から開催される中山、阪神、中京3場のほか、7場のパークウインズ、41カ所のウインズ、最多52カ所のJ-PLACE(日によって発売場数は異なる)で、UMACAを含めた馬券発売、払い戻しは行わず、平日払い戻しサービスも取りやめ。今年の売り上げの71・8%を占める電話、インターネット投票のみ可能となる。

 指定席は、今開催の3場、パークウインズ京都で予約を受けている3月8日までの分はキャンセル扱い。なお、期間内に有効期限を迎える勝馬投票券の払い戻しは、昨年12月28日開催分を3月14日までとするなど、通常の60日間からおおむね2週間延長される。そのうえで越智直弘経営企画室室長は「随時変更する可能性はある。政府の発表を参考に判断していく」とした。

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