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2020.2.26 05:03

【さらばホースマン】山内師、JRA現役3位869勝挙げた職人(1/2ページ)

JRA・GI6勝を含む重賞48勝を挙げた山内調教師。2歳戦から多くの活躍馬を送り出した

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 JRAは2月が“年度末”。今週末(3月1日開催)がラストランとなる(免許は3日まで)調教師を「さらばホースマン」として紹介する。1996年皐月賞(イシノサンデー)などGI6勝、JRA全10場重賞勝利など輝かしい成績を収めた山内研二調教師(70)=栗東=が最後の戦いに向かう。

 今週末、ホースマン人生に幕を降ろす山内調教師。思い返せば、あっという間の半世紀だった。

 「よく『走馬灯のように』っていうけどまさにそんな感じだね。我慢することも多かったけど、いろいろな経験もさせてもらったし、勝ったときの喜びは大きかったね」と振り返る。

 実家は宮崎競馬場(現在のJRA宮崎育成牧場)の近くで父親は獣医師。「そんなに競馬に興味があるわけじゃなかった」が、大阪工業大学を卒業した1970年に、騎手試験を受けて合格した。「親を喜ばせようと思ってね。もし落ちていれば、競馬の世界にはいなかったと思う」。

 ジョッキーとして通算61勝(うち重賞1勝)を挙げ、87年に調教師に転身。89年3月に開業して現役3位のJRA通算869勝、うち2歳戦は計250勝を挙げた。「厩舎を経営していくためには、まずは名前を売っていい馬主さんにたくさん預けてもらわないといけなかった」と戦略的に勝ち星を積み上げた。

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