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2020.1.27 18:14

【シルクロードS】レース展望

昨年CBC賞勝ち以来の実戦になるレッドアンシェル

昨年CBC賞勝ち以来の実戦になるレッドアンシェル【拡大】

 今年も淀から芝のスプリント重賞戦線がスタートする。2回開催に入る京都の日曜メインはハンデGIIIのシルクロードS(2月2日、芝1200メートル)。2012年ロードカナロア、14年ストレイトガール、17年ファインニードルがこのレースを勝って飛躍の足掛かりとし、GI馬にまで上り詰めたのはまだ記憶に新しい。

 今年は中心馬不在で激戦が予想されるが、底知れない魅力が漂うのがレッドアンシェル(栗東・庄野靖志厩舎、牡6歳)だ。1年前までは1400~1800メートルで勝ち切れないレースが目立ったが、芝1200メートルにかじを切った昨春から連勝。前走のCBC賞は不良馬場をものともせず大外を豪快に伸びて待望の重賞初制覇を飾った。その後は秋のスプリンターズSを見据えていたが、脚元の不安などで順調さを欠いたため目標を切り替えて、6歳のここまで待機。もともと【2・1・2・0】で京都芝は適性が高い。7カ月のブランクがあっても、調教の動きや馬体のシルエットに不安はなく、ハンデ57キロも許容範囲。十分に力を出せそうだ。

 モズスーパーフレア(栗東・音無秀孝厩舎、牝5歳)はすでに昨秋のスプリンターズS(2着)でGI級のスピードを示している。前走の京阪杯で1番人気ながら8着と崩れたように、京都芝は【0・0・1・3】ともうひとつ。56キロのハンデも楽ではないが、すんなりと単騎逃げに持ち込めるようならあっさり逃げ切っても不思議ではない。

 ディアンドル(栗東・奥村豊厩舎、牝4歳)=55キロ=はデビュー2戦目から5連勝で新設重賞の葵Sを制した。年長馬との対戦では北九州記念2着、スプリンターズS13着と勝てていないが、前走のGIはこの馬にとって時計が速すぎた印象もある。今の時計がかかる京都で1分8秒台の決着なら出番があっていい。

 同じ4歳牝馬のアウィルアウェイ(栗東・高野友和厩舎)=55キロ=は昨秋、年長馬を相手に京都芝1200メートルの夕刊フジ杯オパールSを勝ち、続く京阪杯でも4着に善戦。重賞制覇まであと一歩に迫っている。

 古豪ではやはり17年の高松宮記念優勝馬セイウンコウセイ(美浦・上原博之厩舎、牡7歳)を忘れてはいけない。関東馬だが、シルクロードSは4年連続の参戦で、4、5歳時はともに2着と適性十分。58キロのトップハンデだが、寒い時期に調子を上げるタイプで今年も目が離せない。

 ダイメイプリンセス(栗東・森田直行厩舎、牝7歳)は一昨年のアイビスサマーダッシュ、昨年の北九州記念と重賞2勝の実績馬。ただ、56キロのハンデで、例年、夏場に好調期を迎えるタイプでもあり、どこまで調子を上げられるかが鍵となる。

 他では準オープンのファイナルSを勝って勢いに乗るエイティーンガール(栗東・飯田祐史厩舎、牝4歳)=53キロ、ここ3戦、いずれも京都芝1200メートルのGIII、リステッドで3着のカラクレナイ(栗東・松下武士厩舎、牝6歳)=55キロ=あたりも上位争いが可能だ。

 なお、皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞2着と昨年の3冠で健闘したヴェロックス(栗東・中内田充正厩舎、牡4歳)の登録があるが、回避する見込みだ。

★シルクロードSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載