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2020.1.9 05:05

【馬人クローズアップ】高橋祥泰調教師(1/2ページ)

重賞初Vを狙うスマイルカナ。小柄だが非凡なスピードと勝負根性が武器

重賞初Vを狙うスマイルカナ。小柄だが非凡なスピードと勝負根性が武器【拡大】

 トレセン内のさまざまな人間に焦点を当てる「馬人(うまんちゅ)クローズアップ」。今週はフェアリーSにスマイルカナで挑む高橋祥泰調教師(67)=美浦=だ。愛馬は、今回と同舞台のひいらぎ賞で、牡馬を振り切るスピードと勝負根性を見せた。ここで好結果を出せば、厩舎として36年ぶりの桜花賞挑戦も視界に入る。

 開業38年目に突入し、31日には68歳を迎える高橋祥泰調教師は、すらっとして端正な容姿で俳優に見えるほどクールだ。その柔和なまなざしがスマイルカナに注がれる。

 期待の芦毛牝馬は、前走のひいらぎ賞で牡馬を打ち破り、フェアリーSに駒を進めてきた。

 「前回はテンから出していったわけではないけど、内枠から無理なく逃げられたし、ペースも速くならずリズム良くいけた。ジョッキー(柴田大騎手)の好判断だね。直線で後ろから来られたときに、自分で伸びる姿勢を見せたのも良かった」

 前走はクビ差で、新馬戦もハナ差での逃げ切り。馬体は410キロ台と小さいが、男勝りの勝負根性がきらりと光る。

 7着に敗れた2戦目の赤松賞は、中間に熱発して予定をスライドした経緯があり、状態面が本物ではなかった。その当時と比べ、前走、今回はともに意欲的な調教ができている。3日にはWコースで6ハロン80秒3の好時計。「そんなに速い感じじゃないのに時計が出る。予定より速くなったけど、その後も疲れた様子はないし、いい状態で来られているよ」と満足いくデキに持っていけそうだ。

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