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2019.11.10 05:04

【デイリー杯2歳S】代打「武」でベルジュール無傷連勝

デイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュール=京都競馬場(撮影・岩川晋也)

デイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュール=京都競馬場(撮影・岩川晋也)【拡大】

 デイリー杯2歳Sが9日、京都競馬場で11頭によって争われ、3番人気で武豊騎乗のレッドベルジュールが、デビューから連勝で重賞を制覇した。次走は朝日杯FS(12月15日、阪神、GI、芝1600メートル)とホープフルS(同28日、中山、GI、芝2000メートル)の両にらみ。2着に7番人気のウイングレイテスト、3着に1番人気のペールエールが入った。

 レッドベルジュールが、内ラチ沿いを突き抜けた。武豊騎手の好判断もあっての差し切り。名手が笑みを浮かべた。

 「急きょの代打騎乗になりましたが、勝ててうれしいです。まだデビュー2戦目で、6月以来の競馬でこの勝ち方。能力はあると思います」

 スタートはひと息ながら、慌てずに後方2番手を追走。直線入り口で「外に出せればと思っていましたがスペースがなく、苦し紛れ(のイン突き)でしたが、よく反応してくれました」。上がり最速3ハロン33秒8の末脚で、外の馬をなで切った。

 デットーリ騎手が騎乗停止で来日できなくなったことによる巡り合わせ。藤原英調教師は「(武)豊じゃないと勝てなかった。あいていてよかった。100点の騎乗や」と絶賛。6月阪神の新馬戦以来4カ月半ぶりで、28キロ増の馬体重478キロが成長分であることを結果で証明した。

 「しっかり成長してくれた。能力はあるし、年末のGIを目指す」と指揮官。朝日杯FSとホープフルSの両にらみにはなるが、華々しく主役候補に躍り出た。 (山口大輝)

レッドベルジュール

 父ディープインパクト、母レッドファンタジア、母の父アンブライドルズソング。鹿毛の牡2歳。栗東・藤原英昭厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)東京ホースレーシング。戦績2戦2勝。獲得賞金4540万6000円。重賞初勝利。デイリー杯2歳Sは藤原英昭調教師が初勝利、武豊騎手は1989年ヤマニングローバル、96年シーキングザパール、98年エイシンキャメロン、2006年オースミダイドウ、15年エアスピネルに次いで6勝目。馬名は「冠名+美しい日(仏語)」。

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