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2019.10.15 18:10

【菊花賞】レース展望(1/2ページ)

春2冠の勝ち馬が不在の中、実績面でリードするヴェロックス(青帽)が主役候補

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 京都では日曜メインに3冠最終戦の菊花賞(20日、GI、芝3000メートル)が行われる。80回の節目となる今年は皐月賞(サートゥルナーリア)&ダービー(ロジャーバローズ)の両クラシックホースに加え、東西のトライアルレースのセントライト記念(リオンリオン)、神戸新聞杯(サートゥルナーリア)の優勝馬も不在という異例のメンバー構成となった。

 その中、実績面でリードするのがヴェロックス(栗東・中内田充正厩舎、牡)だ。春は皐月賞でサートゥルナーリアと大接戦の末にアタマ差2着。続くダービーは中団から追い上げたが、クビ+2馬身半差の3着に敗れた。秋初戦の神戸新聞杯は3度目の対戦となったサートゥルナーリアに3馬身突き放されたものの、ラスト3ハロン32秒5の末脚で2着を死守。父が2000メートル超では勝利がなかったジャスタウェイで距離の不安はつきまとうが、洗練されたレースぶりで安定感は世代屈指のものがあり、川田将雅騎手とのコンビで戴冠の最短距離にいるのは間違いない。

 神戸新聞杯でそのヴェロックスから1馬身1/4差の3着に続いたのがワールドプレミア(栗東・友道康夫厩舎、牡)。このレースでもメンバー最速タイの上がり(3ハロン32秒3)をマークした父ディープインパクト譲りの切れ味は、3戦2勝の京都コースで脅威となりそう。自己記録更新の菊花賞5勝目を目指す武豊騎手の手綱さばきも注目される。

 同4着は勝ち馬から1秒差でレッドジェニアル(栗東・高橋義忠厩舎、牡)。春は京都新聞杯でのちのダービー馬ロジャーバローズを封じるなど、京都は【2・0・2・0】とコース相性は上々。息の長い末脚で一発を狙う。

 セントライト記念組で最先着は勝ち馬から2馬身差2着のサトノルークス(栗東・池江泰寿厩舎、牡)。皐月賞14着、ダービー17着と春のクラシックでは力の差を感じさせたが、秋になって成長した姿を見せた。陣営が気にするようにここは距離への対応が鍵となるが、ディープインパクト産駒の超良血で血統的な奥行きはメンバーでも最上位だ。

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