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2019.9.14 11:38

【ローズS】ラス冠切符獲りへ晩成型の血が騒ぐスイープセレリタス

2004年秋華賞などGI3勝をあげた名牝スイープトウショウを母に持つスイープセレリタス

2004年秋華賞などGI3勝をあげた名牝スイープトウショウを母に持つスイープセレリタス【拡大】

 本格化のときを迎えた良血馬が、春のクラシック勢力を粉砕する。勝ってラスト1冠へのチケットをつかむのはスイープセレリタスだ。

 母は04年秋華賞などGI3勝をあげた名牝スイープトウショウ。父ハーツクライと合わせた“5冠ベイビー”は昨年10月に初Vを飾ったものの、その後の2戦はともに3着で春2冠には無縁だった。「あのころはいい手応えで先頭に立っても、伸び切れなかった」と、藤沢和調教師は振り返る。

 それが2走前は鮮やかなしんがり一気を決め、年長馬相手の前走は好位から抜け出す横綱相撲で連勝。6月5日の遅生まれで、本来の資質に馬体の成長が追いついてきたとみていい。加えて、父母のGI5勝はすべて3歳秋以降。晩成タイプの血が、いよいよ騒ぎ出してきた。さらに、阪神といえば05年宝塚記念で父母がワンツーを決めた思い出のコースだ。

 11日は坂路をラスト1F12秒3でキビキビと駆け抜け、「夏に1度使えたのは大きい。息づかいも動きも良くなった」と指揮官はご満悦。1600メートル以下しか経験がないが、「馬体はスラッとしているし、気性的に燃えすぎないから大丈夫だろう」と1F延長にもドンと構える。前走はマイル戦を1分32秒台の好時計で駆けており、目下の超高速馬場もプラスに働くはずだ。

 そして、Vへのラストピースは鞍上に迎えるルメール騎手。藤沢和厩舎とのコンビでは今年、【19・17・5・31】で連対率5割をマークしている。先週の産経賞セントウルSではタワーオブロンドンでサマースプリントシリーズ逆転Vを飾ったばかりだ。15年を経ての秋華賞母娘Vへ、まずは前哨戦を制圧する。

 “究極の3連単”はスイープを1着に固定。実績上位のダノンファンタジーを2、3着に置いた3連単12点で勝負だ!(夕刊フジ)

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