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2019.9.6 05:10

M・デムーロ、反攻の9月だ!秋競馬開幕に闘志

追い切りを終えたロードクエストの馬上でポーズを決めるM・デムーロ騎手

追い切りを終えたロードクエストの馬上でポーズを決めるM・デムーロ騎手【拡大】

 今週から秋競馬がスタート。中山開幕週は紫苑S、京成杯AHと土日で重賞が組まれている。秋競馬開幕に闘志を燃やしているのが、ミルコ・デムーロ騎手(40)=栗東・フリー。夏競馬では重賞を勝てなかっただけに、土日重賞連勝が可能なパートナーと開幕ダッシュを決めたいところだ。

 もう銀メダルはいらない。デムーロにとって、9月は反攻の季節だ。

 新潟2歳S(ペールエール)、そして先週の新潟記念(ジナンボー)と、夏の終わりは惜しい2着の連続。無類の勝負強さが自慢の名手にとって、5月19日のオークス(ラヴズオンリーユー)後、重賞で14連敗の歯がゆさは身に染みているに違いない。

 近づくGIシーズンを前に、たまったフラストレーションを爆発させたい秋のオープニングは土、日と中山に参戦。京成杯AHで騎乗するロードクエストは、4日に美浦に乗り込んで調教にまたがった。新装なったWコースで6ハロン80秒6-12秒4の好タイムをマークした意欲的な内容を「今は稽古ですぐにサボろうとするから、叱りつけておいたんだ。元気いっぱいで状態は大丈夫」とフォローし、「前走も上がりはすごいタイム(3ハロン31秒9)を使って伸びている。前はすごい瞬発力があったけど、最近はエンジンのかかりが遅いから、もう少し前の位置で競馬してもいいかもしれない。折り合いは昔から問題ないタイプだし」と、持ち味発揮へ、余念がないところをアピールした。

 反撃へ、後押しするデータも満載だ。中山芝マイルは昨年以降【6・5・3・8】。連対率は5割で10勝のルメール騎手(連対率46・9%)を上回る安定感を発揮し、重賞での勝率も中山は主要4場でトップ(別表)。さらに昨年、この9月には【15・10・7・28】で連対率41・7%をマークしている。

 土曜メインの紫苑Sにも「先週の動きが良かった。力をつけている」と良化を感じ取るグラディーヴァが控える。秋のロケットスタートを決める準備はできている。(内海裕介)

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