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2019.8.12 18:53

【北九州記念】レース展望

昨年の北九州記念を鋭く脚を伸ばして差し切り勝ちしたアレスバローズ。今回は当時より重い57・5キロを背負う

昨年の北九州記念を鋭く脚を伸ばして差し切り勝ちしたアレスバローズ。今回は当時より重い57・5キロを背負う【拡大】

 夏の小倉開催も折り返しの4週目に入り、日曜メインにサマースプリントシリーズ第4戦(全6戦)となるGIII北九州記念(18日、芝1200メートル)が行われる。2008年優勝馬スリープレスナイトを最後に、1番人気は10連敗中で、芝1200メートルのハンデ戦となった06年以降、100万円超の3連単配当が3回も出ているように難解なレース。今年もフルゲート18頭を超える22頭が登録しており、大激戦が予想される。

 トップハンデ57・5キロを背負うのは、前年覇者アレスバローズ(栗東・角田晃一厩舎、牡7歳)。昨年は56キロを背負い、中団から鋭く脚を伸ばして差し切った。それを最後に5戦は勝ち星から遠ざかっているが、休み明けだった前走のCBC賞では休み明けで57・5キロを背負いながら、不良馬場をものともせずにクビ差2着と好走。前走と同じハンデで叩かれての上積みも見込めるだけに、連覇の可能性は十分にある。

 ミラアイトーン(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)は充実一途。一昨年7月の1000万下特別を勝った後に肩の不安で約1年半の休養を余儀なくされたが、復帰戦の1000万下・紫川特別、準オープン・淀屋橋S、オープン・鞍馬Sと1200メートルで4連勝。その前走はスローペースを中団から上がり3ハロン33秒0の鬼脚を発揮し、スプリント能力の高さをアピールした。小倉も3戦全勝と相性抜群。ハンデは56・5キロと、重賞未勝利ながら背負わされた感じもあるが、今の勢いなら克服しても不思議はない。

 ディアンドル(栗東・奥村豊厩舎、牝3歳)も、スプリンターとしての資質を感じさせる一頭。デビューから1200メートルを使い続け、新馬2着後、未勝利、オープン、オープン、リステッド、重賞・葵S(未格付け)と5連勝。葵Sではそれまでより後ろの好位の取り口から力強く押し切った。年長馬とは初対戦になるが、52キロの軽ハンデなら十分チャンスはありそうだ。

 ディアンドルを新馬で破ったファンタジスト(栗東・梅田智之厩舎、牡3歳)は、小倉2歳S、京王杯2歳Sとスピードを武器にデビュー3連勝。その後は距離を延ばしてきたが、皐月賞13着、NHKマイルC13着を受けて、2戦2勝と実績ある1200メートル戦へ。手頃な54キロを味方に、久々のVを目指す。

 モズスーパーフレア(栗東・音無秀孝厩舎、牝4歳)は今春、カーバンクルS-夕刊フジ賞オーシャンSと連勝で重賞初制覇。前走の高松宮記念は15着に敗れたが、ハイペースの逃げが影響したもので、上質なスピードは見せた。ひと息入れたが、鉄砲実績はあり、小倉6ハロンも2勝をマーク。V歴のないハンデ55キロ克服が鍵になる。

 他では、昨秋以降はオープンで安定感が光るアンヴァル(栗東・藤岡健一厩舎、牝4歳)=54キロ、前走のバーデンバーデンCで2年4カ月ぶりの勝利を飾ったカラクレナイ(栗東・松下武士厩舎、牝5歳)=55キロ、昨年2着のダイメイプリンセス(栗東・森田直行厩舎、牝6歳)=55キロ=などが上位をうかがう。

★北九州記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載