中央競馬:ニュース中央競馬

2019.8.4 15:51

【レパードS】金子オーナーの白毛馬ハヤヤッコが初重賞V

白毛馬としては初のJRA重賞制覇を果たしたハヤヤッコ

白毛馬としては初のJRA重賞制覇を果たしたハヤヤッコ【拡大】

 8月4日の新潟11Rで行われたディープインパクト追悼競走・第11回レパードステークス(3歳オープン、GIII、ダート1800メートル、15頭立て、1着賞金=4000万円)は、田辺裕信騎手騎乗の10番人気ハヤヤッコ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)が直線外めを伸びて差し切り勝ち。タイムは1分51秒3(良)。

 白毛馬のJRA重賞は史上初。ディープインパクト追悼競走として施行されたレパードSにはディープインパクト産駒の出走はなかったが、ディープを所有していた金子真人オーナーのハヤヤッコが優勝した。

 鞍上の田辺裕信騎手は先週のアイビスサマーダッシュに次いで新潟の重賞を連勝、重賞騎乗機会4連勝中。

 クビ差の2着には好位追走から内めを伸びたデルマルーヴル(1番人気)、さらに半馬身差遅れた3着に最内をついたトイガー(11番人気)。

 レパードSを勝ったハヤヤッコは、父キングカメハメハ、母マシュマロ、母の父クロフネ、母の母シラユキヒメという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は9戦3勝。重賞初制覇。レパードSは、国枝栄調教師、田辺裕信騎手ともに初優勝。

 ◆田辺裕信騎手(1着 ハヤヤッコ)「白毛馬にはなかなか乗る機会もないのに、乗れるだけでも光栄だなと思っていましたが、重賞を勝たせてもらえた。歴史的なところで乗せてもらったのはうれしいです。本当は、前の方でポジションを取って競馬をしようと思っていたのですが、流れが速そうだったのでついていくのをやめました。後ろから差し切ってくれて、脚質に幅が出たのはよかったですし、距離の融通も利きそう。この先も楽しみです」

★【レパードS】払い戻し確定!! 全着順も掲載

関連

  • レパードSを制したハヤヤッコ。白毛馬のJRA重賞は史上初
  • 直線伸びて差し切り勝ちのハヤヤッコ(青帽)
  • レパードSを制したハヤヤッコ
  • レパードSを制したハヤヤッコと田辺裕信騎手
  • ハヤヤッコで勝利した国枝栄調教師と田辺裕信騎手
  • 2着に敗れたデルマルーヴル
  • 3着に敗れたトイガー
  • 5着に敗れたサトノギャロス
  • 6着に敗れたヴァイトブリック
  • 10着に敗れたエルモンストロ