ナムラコクオー死す ナリタブライアンと同世代

2019.8.3 23:59

 三冠馬ナリタブライアンと同世代で1993年のGII・NHK杯など重賞4勝を挙げたナムラコクオー(父キンググローリアス、牡)が3日、余生を過ごしていた高知県・土佐黒潮牧場で心筋梗塞(こうそく)のため死んだ。28歳だった。

 栗東・野村厩舎所属でデビューした同馬は、上村騎手(現調教師)とのコンビでダートで2勝を挙げた後に芝のGIIIを連勝。弥生賞3着後に脚部不安を発症して皐月賞を回避したが、NHK杯を1番人気で快勝した。2番人気に支持された日本ダービー6着後に屈腱炎を発症。長期休養を経て復帰すると、ダート路線に戻ってプロキオンSを制した。その後は高知競馬に移籍して12歳まで息長く活躍。多くのファンに愛された。引退後は土佐黒潮牧場に繋養されて余生を送っていたが、3日午後に倒れて息を引き取った。通算47戦27勝(うち地方33戦21勝)。

 ◆土佐黒潮牧場・濱脇由起子代表 「突然のことでした。まだ心の整理ができていません。長くいてくれたし、安らかに…というだけです」

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