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2019.7.8 17:39

【函館記念】レース展望

2017年の富士ステークスを制したエアスピネル

2017年の富士ステークスを制したエアスピネル【拡大】

 函館開催は残り2週となり、日曜メインに函館記念(14日、GIII、芝2000メートル)が行われる。1番人気馬は12連敗中で、過去10年では【0・1・0・9】と不振。今年も例年通りどの馬が1番人気になるか判断しづらい状況だが、実績的には2015年朝日杯フューチュリティS、一昨年のマイルチャンピオンシップとGIで2着が2回あるエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡6歳)が上位だ。マイラーのイメージが強いが、菊花賞3着の実績があるだけに、小回りコースなら2000メートルは十分こなせるとみていい。8カ月の休み明け、トップハンデの58キロがポイントになるが、入念に乗り込まれており、定量戦とはいえ、58キロを背負った一昨年の安田記念でスムーズさを欠きながら0秒2差の5着に入っているだけあり、チャンスは十分ありそうだ。

 ステイフーリッシュ(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)は昨年の京都新聞杯の優勝馬。その後は未勝利だが、GII、GIIIでは安定している。ハンデ57・5キロの克服が鍵になるが、上位争いをしても不思議はない。

 レッドローゼス(美浦・国枝栄厩舎、牡5歳)は同じ小回りの芝2000メートル戦の福島民報杯でオープン初勝利をマーク。当時1/2馬身差の2着だったクレッシェンドラヴが7日の七夕賞でも2着に好走したように、GIIIレベルなら十分に戦える。ハンデ56キロも想定内だ。

 近年は前哨戦の巴賞との関連が薄くなっているが、今年の勝ったスズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡8歳)は59キロを背負って後方から差し切りだっただけに高く評価できる。昨年の函館記念では0秒3差の5着だが、8歳ながら昨年以上にパワーアップしているムードがあり、侮れない存在だ。ハンデは昨年より0・5キロ重い57・7キロだが、前走から1・5キロ減という点はプラスになりそうだ。

 巴賞2着のナイトオブナイツ(栗東・池添兼雄厩舎、牡6歳)=56キロ=は最近、大崩れしなくなっている。引き続き上位が望める。

 ダービー4着など重賞での好走が多いマイスタイル(栗東・昆貢厩舎、牡5歳)=56キロ=は函館の芝2000メートルで2戦2勝。前走の巴賞は9着に終わったが、4コーナーで不利があっただけに巻き返す可能性は十分ある。

 一昨年の中日新聞杯優勝馬で今年のアメリカジョッキークラブCでも小差3着と善戦しているメートルダール(美浦・戸田博文厩舎、牡6歳)=57キロ=もマークは必要。一昨年の菊花賞で3着に好走しているポポカテペトル(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)=55キロ=も消耗戦になれば、出番がありそうだ。

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