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2019.7.2 05:05

【現場記者の自由研究】高周波温熱機器「インディバ」馬体にイ~ンです(1/3ページ)

治療に使用されるインディバ。馬も気持ちよさそう!?(撮影・安部光翁)

治療に使用されるインディバ。馬も気持ちよさそう!?(撮影・安部光翁)【拡大】

 夏競馬の企画第1弾は、ワンテーマを掘り下げる『現場記者の自由研究』をお届けする。大阪サンスポの渡部記者が滋賀県・栗東トレセン内にある競走馬診療所に潜入。最新の高周波温熱機器や、立ったまま検査できる磁気共鳴画像装置(MRI)などを備える、競走馬の総合病院を取材した。

 栗東トレセンには常時2000頭を超える競走馬が在厩し、日々トレーニングを続けている。その診療にあたるのが、今年開設50周年のJRA競走馬診療所だ。開業獣医師がホームドクターだとすれば、診療所は総合病院。どんな設備があるのか、潜入してみた。

 草野寛一管理課長の案内で診療所内を回る。入院馬房、麻酔室、手術室などを見学していると、馬が腰に何かをあてられている姿を目撃した。スペインで開発された高周波温熱機器『インディバ』だ。

 主にけがの治療のために使われる電子医療機器で、従来品と違って深部加温できるのが特徴。もともとはスポーツ選手やジョッキーが使用していたが、2年ほど前から一部の厩舎で馬にも用いられ、2017年ドバイターフなどを制したヴィブロスも使っていた。診療所でも導入を検討中で、現在はデモ機が置かれている。草野管理課長は「体をほぐしたり、肉体的な痛みが緩和されます。良いものを置きたいですからね」と説明。また、発売元のインディバ・ジャパン競走馬推進事業部によると、脚の運びがスムーズになったという事例も報告されているという。

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