中央競馬:ニュース中央競馬

2019.4.11 05:06

【皐月賞】アドマイヤマーズ反撃態勢

アドマイヤマーズは坂路で折り合い、4ハロン53秒4-12秒9。荒れた天気と馬場でも、ブレない走りをみせた(撮影・安部光翁)

アドマイヤマーズは坂路で折り合い、4ハロン53秒4-12秒9。荒れた天気と馬場でも、ブレない走りをみせた(撮影・安部光翁)【拡大】

 皐月賞の追い切りが10日、東西トレセンで行われた。栗東坂路では、昨年の最優秀2歳牡馬アドマイヤマーズがブレのない走りで加速し、4ハロン53秒4-12秒9をマーク。昨年のGI・朝日杯FS勝ち馬の貫禄を見せつけた。美浦のPコースでは、3戦3勝馬ダノンキングリーが5ハロン64秒8-11秒8と上々の時計で、調教評価『S』となった。

 ほとばしる闘志を示すかのように、雄大な馬体から白い湯気が立ちこめる。反撃を期すアドマイヤマーズが、花散らしの雨を浴びながら登坂。迫力満点の動きを見届けた友道調教師は、納得の表情で切り出した。

 「先週までで体はできているので、息を整える程度。馬場が悪かったので無理せず、(速い)時計は出ていないけど、すごくいい動きだった」

 坂路での単走追いで、序盤からすんなり折り合った。朝一番の追い切りラッシュが一段落した時間帯。馬場は荒れていたが、ブレのない走りで徐々に加速し、仕掛けられてからもうひと伸びをみせて4ハロン53秒4-12秒9でまとめた。

 2週前にM・デムーロ騎手を背にCWコース単走で6ハロン83秒3、先週はCWでの3頭併せで6ハロン80秒4としっかり負荷をかけられており、反攻態勢は十分。指揮官が「ここが目標なのでしっかり仕上げてきた」とうなずくのも当然だ。

 昨年は無傷の4連勝で朝日杯FSを制し、サートゥルナーリアを差し置いて最優秀2歳牡馬に輝いた。今年初戦の共同通信杯で2着に敗れて連勝はストップしたが、陣営は悲観していない。

 トレーナーが「持久力を生かす競馬をしたかったけど、瞬発力勝負になった分の2着。GIでペースが流れれば、本来の競馬ができると思う」と相手強化を歓迎すれば、M・デムーロ騎手は「どんどん成長していて筋肉量が増えている。1週前追い切りでは、使ってだいぶ良くなっていた。2000メートルまでは問題ないと思う」と力を込めた。

 いざ、サートゥルナーリアと2歳GIホース同士の初対決へ。持ち味の持久力を生かして、平成最後のクラシックを奪い取る。 (川端亮平)

★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載