【若駒ピカイチ】ブッチーニ

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　《戦評》既走馬相手のデビュー戦。スタートは遅れ気味だったが、すぐに流れに乗った。じっくりと脚をため、勢いをつけながら４コーナーを回ると、直線では秀でた末脚を披露。メンバー中最速の上がり（３ハロン３６秒４）をマークして、２着に４馬身差をつける圧勝だった。

　《血統》半姉に交流重賞３勝のユキチャン（父クロフネ）がいて、ブチコ、シロニイの全きょうだいも４勝。白毛馬という話題性だけではなく、能力の高さも目につく血脈だ。

　《将来性》藤岡佑騎手は「初出走ですし、どうかなと思っていましたが、想像以上にレースにいって手応えがありました。外に出したら一気でしたし、さすがですね」と高い評価を与える。最後は流す余裕もあり、昇級後も好勝負は可能だろう。