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2019.3.9 11:23

【金鯱賞】ブリンカー着用で能力全開アルアイン

アルアイン(手前)がブリンカー着用で能力全開!一昨年の皐月賞以来となる勝利を狙う

アルアイン(手前)がブリンカー着用で能力全開!一昨年の皐月賞以来となる勝利を狙う【拡大】

 ブリンカー着用で能力全開、アルアインが一昨年の皐月賞以来となる勝利の美酒を味わう。

 昨年の秋は産経賞オールカマーでレイデオロとクビ差の2着。そのあとも天皇賞、マイルCSのGI2戦でも(4)(3)着と、崩れることなく善戦を繰り広げてきた。中距離の現役トップクラスともいえる安定感だが、それだけでは物足りないとばかりに陣営は今一歩、前進するための手立てを講じてきた。

 それが、キャリア15戦目、すでに5歳となった19年初戦でのブリンカー装着だ。振り返れば昨秋の天皇賞で絶好の流れとなりながら、最後にもうひと伸びし切れなかったことを、「集中力が続かなかった」と陣営は分析していた。ならば、狙い澄ましての特効薬解禁といえるだろう。

 そんな実を取りに行く本気モードの一戦とあって、先を見据えた叩き台的なムードなどさらさらない。気難しさを出した昨春の香港遠征(クイーンエリザベスIIC5着)のあと、調整は坂路が主体となっているが、調教本数は目を見張るほど。今年は2月8日の初時計(4F53秒7)に始まって、翌週14日には早くも4F51秒6の好タイムで駆け上がるなど、盤石の態勢を敷いてきた。

 「動きも息づかいも、休み明けの割にいい。体も動ける感じに絞れてきた」と、兼武助手も万全の仕上がりをアピール。中京は初参戦だが、「タフな戦いになったほうが持ち味が生きる」と、長い直線でのしのぎ合いを歓迎する。

 フィジカル面のハイレベルなスペックに、今回は集中力アップも期待できそうなシチュエーション。GI馬5頭が覇を競うスーパーGIIを、抜け出す下地は整った。

 “究極の3連単”はアルアインを1着に固定。本格化急な○エアウィンザーと、好仕上がり▲リスグラシューを2着に据えたフォーメーション12点で勝負する。(夕刊フジ)

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