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2019.2.25 05:01

柴田政人氏らターフに別れ「寂しくなった」(1/2ページ)

最終出走を終えともに引退する柴田政人調教師(右)と花束を手にする伊藤正徳調教師(左)

最終出走を終えともに引退する柴田政人調教師(右)と花束を手にする伊藤正徳調教師(左)【拡大】

 今月いっぱいで定年(70歳の誕生日後、最初に迎える2月末)のため引退する8調教師がJRA最後の開催となった24日、管理馬を中山、阪神、小倉で出走させた。小倉で中村均調教師が勝利を挙げたが、ほかの7人は勝てなかった。サンケイスポーツコラム「政人の目」の柴田政人調教師もターフに別れを告げた。

 最後の管理馬出走となった中山8Rのヒロノワカムシャ(10着)がゴールした瞬間、柴田政人調教師の胸にはさまざまな思いが去来した。

 「何となく寂しくなったよね。これで終わりかと思うと…。調教師としてはオープン馬を何頭か出したけど、重賞を勝つにはいたらなかった」

 それでも、馬事公苑の騎手養成課程から同期だった伊藤正調教師や、甥の柴田善騎手とがっちり握手をかわすと、表情には笑顔が戻った。

 騎手時代はJRA通算1767勝を挙げ、1988年には全国リーディングを獲得。なかなか日本ダービーを勝てなかったが、19回目の挑戦だった93年ウイニングチケットで悲願のVを飾った。「最後のチャンスをものにできたからね」と懐かしそうに振り返った。

 引退後もサンケイスポーツ月曜付掲載の『政人の目』は継続する。「(サークルの)外から競馬を見るとまた感じ方が違うはず。自分が競馬を始めたころとは変わってきたし、これからもさらに変わっていくと思う」。ホースマン人生の新章は始まったばかりだ。

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