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2019.2.14 13:43

【リレーコラム】関西競馬エイト~冬季小倉に新しい潮流by明木

小倉競馬場調教

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 「平成」という時代が間もなく終わります。その終盤3分の1、冬季小倉開催の現地に滞在出張してきました。以前もお話ししたかと思いますが、競馬場スタンドの最上階、左右は180度、天地も大きく開口した記者席での調教タイム採時は、寒さとの戦い(観覧席はガラス張りで空調もバッチリですから、ご安心ください)。おかげで防寒衣料やグッズには詳しくなりました。全身フル装備ですが、今年はせっかく入手した「小倉専用手袋」を忘れてきたのが痛恨です。

 ただ、今のところは例年ほどいてつく気候でないのが幸い。先週の東京開催が雪の影響で中止、順延。北日本では記録的な寒波という報せも聞くなか、こちらは暖冬のようです。玄界灘を経て北西方向からの、時に雪も交じる風が顔の右側に叩きつけるおなじみの体験をまだしていません。2月7日の馬場開場直後は濃霧にすっぽりと覆われました。この時期、雪で視界が真っ白になることはあっても霧で、という記憶はありません。やはり、いつもとちょっと違うようです。

 違うといえば追い切り頭数です。これまで1週目水曜日は100をどれだけ超えるか、という感覚でした。それが今年は84。自分の経験で最も多かったと覚えている数の6割足らずというところでしょうか。大きな理由ははっきりしています。冬の小倉競馬場に滞在するのは、ほとんどが関東馬。例年は開幕前週が2場開催であるため大挙移動の機会がありますが、今年は中京を含めた3場開催。輸送手段にも限りのあることですから致し方ないでしょう。2週目を迎えて在厩頭数も増えているようです。

 ただ今年、もう一つ興味深かったのが「事前に一旦、栗東トレセンに入厩して調整し、関西馬と同じようにレース週末輸送」というケース。小島茂厩舎が4頭で取り組み、うちアウトライアーズが先週日曜の関門橋Sを制す好結果も出ました。将来さらにルールも整備されていくのでしょうが、新しい潮流となるのかもしれません。

明木正行(あけぎ・まさゆき) 関西エイト時計班 

前走・データ

本命

プロフィル

典型的なオグリキャップ世代。ニセ予想紙制作活動中、縁あってホントの予想紙を作る側に。いわばスタンドへ詰めかけた群衆から競馬の神様に無作為抽出された一人のファン。

予想スタイル

ミート打法の2番打者を目指し、2005年暮れからフォーム改造に着手。データも積極活用。的中を第一に、複勝圏の対象が印を回した馬で占有できるよう、心がけている。

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