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2019.2.13 05:05

【菜七子 夢のGIへ(上)】師匠・根本師、馬群で「我慢」覚えたことが成長(1/2ページ)

ルーキーイヤーの2016年、菜七子(左)にアドバイスを与える根本調教師。今はその成長ぶりを実感している

ルーキーイヤーの2016年、菜七子(左)にアドバイスを与える根本調教師。今はその成長ぶりを実感している【拡大】

 今年のフェブラリーSで最も注目を集めるのは、JRA女性騎手として初めてGIに騎乗する藤田菜七子騎手(21)=美・根本=なのは間違いない。根岸Sを勝ったコパノキッキングで挑む大一番を前に、サンケイスポーツでは関係者の証言を得て「恩師、仲間が証言~菜七子 夢のGIへ」(全3回)を掲載。初回は師匠、根本康広調教師(63)にまな弟子の成長を聞いた。 (取材構成・板津雄志)

 9日にJRA通算50勝目を、自身4度目の3週連続Vで飾った菜七子。GI初挑戦に向け、リズムは良好だ。そのまな弟子を一番近くで見守る師匠の根本調教師は、最近のレースぶりにある変化を感じている。

 「馬群の中だったり、インコースをぴったり回って我慢する騎乗をやっている。最初の頃はできなかったこと。菜七子には『馬群の中で前の馬との距離を、気持ちもう一歩詰めてみよう』と言った。センスがいい子だから分かっているんだ」

 菜七子は昨年12月8日に、減量特典が2キロ減から1キロ減に変わった。騎手出身の根本師も、この時期の難しさをよく知っている。「3キロ→2キロ減はそれまでの経験値で埋められる。でも2キロ→1キロ減は馬の伸び方が足りなく感じる。馬の負担も違ってくるから、ハミ受けや手前(走るときの軸足)の替え方なども変わってくる」と明かす。

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