菜七子、GI騎乗決定!JRA女性騎手初

2019.1.28 05:02

 菜七子がGIで騎乗! 根岸Sを勝ったコパノキッキングは、藤田菜七子騎手(21)=美・根本=で優先出走権を得たフェブラリーS(2月17日、東京、GI、ダ1600メートル)に向かうことが27日に決まった。同馬の小林祥晃オーナーが明らかにした。日本の女性騎手としてJRA・GI初騎乗となる。コパノキッキングはカペラSに続く重賞制覇。タイム1分23秒5(良)。4連勝中と勢いに乗ってダート王を目指す。

 菜七子の姿が、いよいよGIで見られる! フェブラリーSで藤田菜七子騎手が根岸Sを制したコパノキッキングに騎乗する。レース後にコパノキッキングのオーナーで、Dr.コパとして有名な小林祥晃氏が「フェブラリーSのジョッキーは菜七子ちゃん」と発表した。菜七子はJRA女性騎手として、初めてGIの舞台に臨むことになった。

 「小林オーナーと村山先生から連絡をいただきました。いまだに信じられない気持ちです。オーナーを始め、関係者の方々に本当に感謝したいです。精いっぱい頑張ります!」

 菜七子はこの日、中京競馬場で騎乗。8Rのコパノピエール(5番人気)で逃げ切り、今年のJRA初勝利を飾ったところに、吉報が飛び込んできた。本人も驚きのサプライズ発表だ。

 この日の中京でも鞍上に指名したように、小林オーナーはもともと所有馬に菜七子を騎乗させることが多く、GI初騎乗をプレゼントすることは、以前から考えていた。

 これまでJRAの平地GIで騎乗した女性騎手は、米国の第一人者ジュリー・クローン(1990年のジャパンCでファントムブリーズに騎乗して14着)だけ。障害GIではロシェル・ロケットとサンドラ・ミラーが騎乗しており、ニュージーランドのロケット騎手が2002年の中山大障害をギルデッドエージで勝っている。

 JRA所属で7人目の女性騎手となった菜七子は昨年、歴代最多勝を更新した。着実に技術を向上させ、デビュー4年目に念願のGI騎乗。前哨戦を勝って4連勝中のパートナーと日本競馬に新たな歴史を刻む。(柴田章利)

藤田 菜七子(ふじた・ななこ)

 1997(平成9)年8月9日生まれ、21歳。茨城県出身。美浦・根本康広厩舎所属。競馬学校騎手課程第32期生として入学し、2016年3月にデビュー。同4月10日に福島9Rのサニーデイズで初勝利。特技は空手(初段)、剣道(二段)。趣味は音楽鑑賞、読書、睡眠。好きな食べ物は肉。座右の銘は『日進月歩』。身長1メートル57、体重45キロ。血液型A。JRA通算1332戦48勝(重賞はなし)。

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