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2018.10.8 19:09

【東京盃】レース展望(1/2ページ)

プロキオンSを日本レコードで圧勝したマテラスカイ。秋の始動戦としてこのレースを選択してきた

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★レコードVのプロキオンSが圧巻だったマテラスカイ

 10日(水)に大井競馬場で、第52回東京盃(交流GII、3歳以上オープン、別定、ダート・右1200メートル)が行われる。JBCスプリントを見据える上でも非常に重要となる、注目の一戦を展望していきたい。

 中京・ダート1400mのプロキオンSを1分20秒3という芝並のレコードタイムで逃げ切り、一躍ダート短距離路線の主役に躍り出たマテラスカイ(栗東・森秀行厩舎、牡4歳)が、この一戦を秋の始動戦に選択してきた。

 圧巻の勝利となったプロキオンS後、管理する森秀行調教師が「腰がパンとしてきた。全然(馬が)違います。夏は放牧に出して、JBCスプリントに向かうと思います」と語れば、騎乗した武豊騎手も「いいタイミングで乗せてもらいました。馬が充実しています」というコメントを残しているように、ここにきて充実期を迎えたマテラスカイ。

 今回は1ハロンの距離短縮となるが、1400m戦で勝利したのは前走のプロキオンSが初めて。それまでは全5勝を1200m戦で挙げていただけに、距離短縮がマイナス要素となる可能性は極めて低そうだ。

★8歳でもまだまだ元気なグレイスフルリープ

 8歳の高齢馬だが、昨年末の兵庫ゴールドトロフィー(交流GIII)や今年4月の東京スプリント(交流GIII)を制覇するなど、年齢的な衰えはまったく感じないグレイスフルリープ(栗東・橋口慎介厩舎、牡8歳)も、上位争いに加われる可能性がある一頭。

 もともと休養明けが得意というタイプではないが、重賞初制覇となった2016年のサマーチャンピオン(交流GIII)は4カ月ぶりの実戦だっただけに、レース間隔が空くのが大きなマイナス要素になるわけでもない。

 4カ月半ぶりの実戦となる今回は武豊騎手から乗り替わりとなるが、初騎乗でもC.ルメール騎手ならしっかり能力を発揮してくれるだろう。

★距離短縮の今回は巻き返しがありそうなネロ

 9月24日に行われたオーバルスプリント(交流GIII)で5着に敗れたネロ(栗東・森秀行厩舎、牡7歳)だが、ここまで結果が出ていない1400mの距離だったことを考えれば、勝ち馬と0秒4差に踏ん張ることができたと前向きに考えることができる。

 その点、今回は得意とする1200mに距離が短縮される。同舞台で行われた今年4月の東京スプリントでも見せ場十分の3着に粘り込んでいるだけに、勝ち切るところまでいっても驚けない。

 前走に引き続き、南関競馬を知り尽くす戸崎圭太騎手が騎乗するのも心強い。

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