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2018.9.20 05:08

【産経賞オールカマー】ダンビュ、自己ベスト50秒2!

ダンビュライトは坂路で自己新をマーク。久々でも体は仕上がっている (撮影・安部光翁)

ダンビュライトは坂路で自己新をマーク。久々でも体は仕上がっている (撮影・安部光翁)【拡大】

 産経賞オールカマーの追い切りが19日、東西トレセンで行われた。栗東では、ダンビュライトが坂路で自己ベストの好時計を叩き出し、サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』となった。美浦では3年前の有馬記念を勝ったゴールドアクターが集中した走りを披露。復活に向けて陣営の感触も上々だった。

 同期のクラシックホース打倒を狙う4歳馬ダンビュライトが、豪快デモで存在を強烈にアピールした。

 栗東坂路でジョニーズララバイ(2歳500万下)との併せ馬。7月に新馬勝ちを決めている俊英とはいえ、2歳馬が相手では脚力が違い過ぎた。坂の後半からグイグイ差を広げると、最後は3馬身突き放す独走状態のフィニッシュだ。

 「動きはいいね。ちょっと時計は速過ぎたくらいだけど、休み明けだし、しっかりやりたかった」

 モニターに表示された4ハロン50秒2の超抜タイムに、音無調教師が力強くうなずく。2週前が53秒4(5日)、1週前が52秒6(12日)、そしてこの日が50秒台と段階的に調教を強めたのは、初の海外遠征だった2走前の香港・クイーンエリザベス2世C(7着)の反省からだ。

 「あの時は一気に調教をやり過ぎて、レースで馬体が減ってしまったんだ(マイナス14キロ)。だから今回は、徐々に負荷を強める感じでやってきた。実際に時計も今週が一番速かったでしょう」

 まさに音無調教師の計算通り。納得の状態で送り出す今回、舞台も1月にAJCCを勝つなど【1・0・2・0】の中山なら不足はない。鞍上は4000勝の金字塔にあと“4”と迫る武豊騎手。コンビを組んだ5戦で(3)(6)(4)(5)(5)着と結果は出ていないが、ここぞとばかりの冷静沈着なエスコートを指揮官も待ち望む。

 「前走の宝塚記念(0秒7差5着)は内でもまれて外に出せずに終わってしまったけど、本来は長くいい脚を使えるタイプ。他に行く馬がいるなら行かせて、自分の形で運べばしぶといから」

 ライバル撃破で準主役から主役の座へ、機は熟した。

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