《優勝戦》青山が大会連覇を飾る。準決勝12Rは荒尾の2着に終わり連勝はストップしたものの、エンジンはバランスが取れた仕上がりだ。2枠からトップSを切って逃げ切り、22度目のGⅠ制覇を決める。
強力なマシンを駆使して逆転を狙う金子が対抗格。テクニックを生かせる足がある高橋貢、勝負強い荒尾も勝負圏内だ。
雨も青山が中心だが、高橋貢と荒尾の逆転もある。
☆S想定②⑥①③④⑤⑦⑧
❶金子「Sが切れているし、車は乗りやすさがあって全体的にいい。雨も悪くないと思う。このままで」
❷青山「乗り味は良くなったけど、手前が少し弱い。Sは悪くないし、リングを換えて上積みを狙う」
❸高橋貢「もっと欲しい部分はあるけど、抜いていけるし車はいい。整備は調整程度で。雨でもいい」
❹荒尾「暖かくなってから回転の上がりが悪い。天候にかかわらず部品交換を考えている。Sはいい」
❺篠原「エンジンはいいけど跳ねが収まらない。雨でも晴れでもタイヤをしっかり選ぶ。Sは切れている」
❻鈴木宏「初日のセットに戻して車は良かった。ちょっと跳ねるから微調整をする。雨は厳しいです」
❼若井「車は少し重い感じだけど、展開が向いてくれた。天候が崩れたほうがチャンスはあると思う」
❽松尾「タイヤが滑っていっぱいだった。車はトルク感がないし軽い。部品交換を視野にセットを探る」