乾きかけの斑走路で行われた初日3Rは、川口の28期生・高石光将が0ハンから主導権を奪ったものの、ペースが上がらず6着に終わった。
「走路的にどこまで突っ込んだらいいのか分からなくて、体が硬くなってバイクを寝かせられなかった。Sはすごく切れたんですけどね」と苦手な走路に手を焼いたようだ。
「2節前の山陽から跳ねが軽減したことが大きい。それまでより乗り味が良くなってきたんですよ。気候が変わってきているし、何が原因だったのか分からないですけどね」と足回りの改善で仕上がりは好ムード。
「雨上がりの走路は元々セッティングを合わせるのが苦手なんです。ちゃんと晴れてくれたほうがいい。そのほうがエンジンを合わせやすい。晴れならいいところがあると思います」と良走路を熱望している。
「スタートは切れていますよ。並んでいても同ハンデの人を置いていけるぐらいには切れている」と飛び出しにも自信満々。
大会2日目は2Rに出走。川口のムードメーカーが得意の逃げに持ち込み、初日6着からの巻き返しを図る。(佐藤雄二)