2日目4Rに臨んだ川口の24期生・山田真弘が10線の外枠から鮮やかな速攻を決め、後続を突き放して押し切り、初日6着からの巻き返しに成功した。
「換えたタイヤが良かったし、エンジンもセッティングを変えました。両方ともにいいほうに向きましたね」と会心の走りに笑みが浮かぶ。
「そんなに滑る感じはなかった。照った走路の中でタイム(3秒412)も悪くなかったし、スタートも切れていますね」とマシンは手応え十分の仕上がりだ。
この勝利で16点を取り、2日間のポイントは19点(平均9・5点)となった。準決勝に勝ち上がるためにはさらにポイントを加算したいところ。「1着が取れたことはもちろん、一番時計だったことは大きい。でも、初日が3点しかなかったから3日目も頑張らないと。リングを交換する方向で整備は考えています」と気を緩めるつもりはなく、部品交換に着手し上積みを図る構えだ。
大会3日目は準々決勝11Rに出走。2007年には当地で日本選手権を制したこともあるSG3冠レーサーが、ベスト32入りへ勝負を懸ける。(佐藤雄二)