初日2Rに臨んだ川口の33期生・黒川京介が、10メートルオープンの大外8枠からトップSを切ったものの、コーナーが決まらずに後退して7着に終わった。
「試走から車の感じが悪かったから、スタートだけはいかなきゃ何もないと思い、思い切っていきました。フライングかと思うほどの久々にいい切れでした。エンジンは全然駄目ですけど、いいところがひとつだけありました」
今節はキャブと電気系統を換えたが「エンジンは良くなっていない。車の向きが変わっていないのにアクセルを開けちゃうから、余計に跳ねるし、コーナーが全然曲がれてませんでした」といい、クランクを新品にするなど大整備に踏み切った。
大会2日目は1Rに出走。川口のスピードスターが、エンジンの心臓部に手を入れてマシンを激変させようとしている。(佐藤雄二)