昨年12月の川口普通開催で落車し、右ひざの半月板を損傷する全治半年のけがを負った浜松の34期生・米里崇徳が、前節の山陽GⅡ小林啓二杯で戦列復帰した。
「レースをするぶんには何の問題もないし大丈夫です。ただ、けがをしたときはめちゃくちゃ痛かった。けがはもうこりごりです」
今節は初日が鈴木圭一郎の2着。2日目2Rは単独の0ハンから逃げ切り、復帰後の初勝利を飾った。
「山陽から地元用にキャブのセッティングだけ変えました。スタートが切れたし、乗り味は良かった。ここまで昨年と同じ成績なので、今年も準決勝に勝ち上がりたいですね」
昨年10月のウィナーズカップでは、初日から2、1、1着の好成績で準決勝(8着)へ進出した。大けがを乗り越えてたくましくなった新鋭レーサーが、前回大会と同じく準々決勝1着取りを狙い、3日目8Rで奮闘する。(佐藤雄二)