《優勝戦》全国ナンバーワンの青山を信頼する。湿走路の準決勝12Rを制し、3日目から連勝とリズムを上げてきた。下回りの整備を施しマシンの仕上がりも上向きだ。10メートルオープンの大外8枠から強襲して抜け出し、2019、20年に続く大会3度目のVへ突き進む。
安定感のある走りで連覇をもくろむ高橋貢が対抗。エンジンの気配がいい早川と丹村も争覇圏内だ。
☆S想定①②④⑧③⑤⑥⑦
❶田村「3日目より上向いたが、重さと鈍さがある。部品交換を含めて整備は検討。雨のほうがいい」
❷西原「いいSが切れたが、重くて鈍い。もう少し進んでほしい。跳ねの対策で、フレームを点検する」
❸田中茂「Sの感じが良くなった。伸びはいいけど、手前が少し弱いからリングを換える。タイヤはいい」
❹高橋貢「3日目とあまり変わらないが、悪い状態ではない。タイヤとSはいい。セットを煮詰めます」
❺早川「足回りを整備して跳ねは解消した。ただ、エンジンはもうちょっと欲しい。部品を換えるかも」
❻丹村「展開を作ることができなかったけど、リングを換えて車に手応えはある。点検程度でいく」
❼荒尾「序盤でいいところに入れた。エンジンがよく分からないが、もう少し伸びを求めて調整する」
❽青山「ロッドを換えて、エンジンは良くなっていると思う。晴れのタイヤがないから探す。Sは普通」